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今思えばうつの症状だったかもな色んなコト

いま現在、私は双極症と診断され服薬中である。

今回、私が受診する前に感じていた様々な症状のうち、もしかしたらアレもうつ状態(※双極症の診断なのでうつ「状態」と書くこととする)に関連していたのかも?と思うビミョーな症状を挙げていく。

あれ?わたしうつかも?と思っている方に、あくまてご参考程度に読んでいただければ幸いだ。

①本が読めない
これもよく聞くものでもあるが、本当に読めなかった。状態は大きく3つに分けられると思う。
(1)本を読む気力がなく、とうてい読めると思えない状態
(2)本を開いても思考がまとまらず文を追えない状態
(3)「つまりこういうこと」と文の内容を要約することが出きないため、文だけは一応追ったが結局何が書かれていたのか覚えていない状態

があった。うつ状態(?)の時に読んだ本の記録があるのだが、驚く勿れ、頑張って読書した成果は3割が「なんとなく記憶している」、6割が「確かに読んだけどおぼえてない」、そして1割が「こんなの読んでたっけ?」だ。

なのでうつで本が読めないと焦る方には、「無理して読んでも本当に何も入ってこないからいま読まなくて大丈夫!」と伝えたい。

②2手3手先が考えられない(処理能力が落ちる)
以前よりも脳がうまく働かなくなった感じがあった。その最たる例がこれだ。
たとえば、全部で4つの工程が必要な作業があった時。1、2……くらいまでやって、あれ?3ってなんだっけ?となる。そして3を思い出した時に、そのまま続けてやればいいものを、えーっと2の手順がこうだから……と考え始め、最終的には1からやり直す。

途中から考えようとすると脳みそがオーバーヒートでガシャン!と落ちたような感覚になるので、手間がかかっても最初からやる方が混乱しないのだ。しかしこんなことばかりやっていたので効率はもちろん良くなかった。

会話も、相手の話を聞きながら自分の伝えたいことを考え、返事をする、ということが求められるが、相手の話を聞く→で一度止まり→聴いたことを理解する→止まり→なんて返そうか悩む、みたいに、処理がスムーズにいかないのである。

③頭痛、こり、微熱、倦怠感
頭痛は気圧によるものもあったと思うのだが、たぶん脳のキャパオーバー→頭痛も多かったと思う。
倦怠感は朝起きた時からあって、疲労感が抜けなかったのかなー?と思いながら、キレートレモンをやたらと飲み続けていた時期があった。ちなみに効果はかすかにあった。
こりについては、一時期整体に行った事もあったが、「何か運動されてますか?ふくらはぎがパンパンです」と複数名の方に言われるくらいには凝っていた。生きてるだけで常時力んでいたらしい。

④じっとしていられない焦りがある
なんだかとにかく焦っていた。具体的な何かではなく、ただ「どうしよう」「なんとかしなきゃ」「何も出来ない」の3連コンボが浮かび焦るのである。なので気持ちは当然最悪。
はたから見るとぼーっとしていたり、普通に寝ているだけのように見えていると思うが、頭の中が大嵐なのである。でも身動きが取れないという感覚、伝わるだろうか?

こんな感じの細かいデバフが程度の差こそあれ毎日あった。そしてついに全く眠れない日が出来たところで病院の戸を叩き、今に至る。

ちなみに病院の予約をとることが難しいことが多いので、他のうつ未満・うつ疑惑のある方には、本当に酷くなる前に相談した方が良いと思いますよとお伝えしておきます。

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