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花粉の季節…治ってなかったかぁ( ; ; )

10代の頃から悩まされてきた花粉。
父親の体質と似ていたようで、毎年この時期になると我が家には私と父とのクシャミの二重奏が鳴り響き💦花粉アレルギーとはなぜか無縁だった母が(悪いと思いながらもだったのでしょうが)クスクス笑っていたのを思い出します。

その時は、辛い気持ちがわかってもらえないと怒っていた私ですが、両親を亡くした今は、そんなこともクスッと微笑めるような思い出となっています。

(私より)あれだけ酷かったアレルギー持ちの父だったのに晩年は鈍感になったのかあまり症状が出ていませんでした。

今思えば、長く施設暮らしをしていましたから、新たに花粉が体内に取り込まれるリスクも極端に減っていたからなのかもしれませんね。

だってあまりにひどくて2人して効くといわれた何かがあると、確かめるために体験しまくってたくらいですからね^^;

そういえばこんなこともありました。
アレルギー注射がいいと聞いて、父と2人で数年間やってたことがあります。

そういう注射の話ってよくあると思うんですけどそこでは注射を打つ部位は、腕ではなくなんと「お尻」です(・・;)

しかも場所は内科や耳鼻科ではなく…産婦人科。
私はその頃すでに子育てをしていましたが、それでもまだ20代です。
お産を体験したとはいえ、若い男性のお医者様を前にお尻を出すにはやはり抵抗がありました。

父は、当時60近かったと思います。
相手が男性医師なのはいいでしょうが場所は産婦人科です。

結局2人して一緒に通いました^^;

効果は、私たち親子にはあったと記憶してます。

あれから20年以上が経って、いまだに花粉には苦しめられている私。
外見はあまり似ていない父でしたが、体質がモロ遺伝して(嬉しくない遺伝ですが💦)花粉症なのは間違いなく父の血だなと感じられることでもありますから、親がこの世にいなくなってしまった今だからこそ、(辛い花粉でも)ほんのりあったかい気持ちも思い出せる季節でもあるのでしょうね(^.^)

長く生きてくると、そういう

『体験したその時はいい思い出にならない』

と感じるようなことでも、先の人生でほんわかするようなことに変化する場合もあるということです。

今辛いことが起きている人も、いつか思い出した時に辛い記憶としてだけではなく、少しだけでも違う、良い感情を持てていることを期待して、頑張っていきましょ(^_^)

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