膨らみは風まかせ、想いよ届け、フレー!スフレ
カップから飛び出たキノコのようなふんわりしたお菓子。初めて本で見た時はどんな食感なんだろうとワクワクした。
数年前の雑誌に載っていたレシピを参考にスフレ作り。あまり雑誌は購入しないのだけど、たまに見返すと結構面白い発見がある。色んなレシピが載ってていつかこれを作ろう!と色々メモしてて、スフレもそのひとつ。
スフレの容器
これはマリメッコでデザイナーをされていた石本藤雄さんのMUSTAKIVIというブランドのもの。以前フラッと寄ったお店で偶然出会ったうつわ。いつもはスープや湯呑み用として出番が多いのだけど、スフレにぴったりな容量だったので採用。
スフレの容器は決まりがないみたいですが、ココットみたいな垂直な形状の方が生地が真っ直ぐ膨らむ利点があるそう。耐熱性であればコーヒーカップでも良いみたいだけどわたしだと失敗する確率もぐんと上がりそう。
材料(150ml容器2個分)
カスタードクリーム生地
卵黄 2個分
グラニュー糖 30g
牛乳 125ml
バニラビーンズ 1/2本
コーンスターチ 10g
薄力粉 5g
メレンゲ生地
卵白 2個分
グラニュー糖 30g
まずはオーブンは180度に予熱。卵も常温のを使用。ちなみにコンスターチがなくてタピオカスターチを使ったよ。次はちゃんとレシピ通りにコンスターチで作ろう。。
容器は全体にバターを塗って分量外のグラニュー糖を全体にまぶしておきます。大さじ1いかない量を入れてぐるり。
カスタードクリーム作り
鍋に牛乳とグラニュー糖半分とバニラビーンズのさやを入れて沸騰直前まで温める。ちなみにバニラビーンズの中身も間違ってこちらに投入してしまった。本当は卵黄の方に入れるのが正解。うっかり
ボールに卵黄と残りのグラニュー糖を入れてよく混ぜる。混ざったらコーンスターチと薄力粉を振るいながら投入して粉っぽさがなくなるまで混ぜる
ボールに鍋で温めた牛乳を2回に分けて加えてその都度混ぜ合わせます。泡が立たないように混ぜるのがポイントなのにめちゃ泡立ててしまった
一度ザルで濾したら鍋に移します。中火にかけて泡立て器で混ぜる。段々モロモロしてくるけど火加減は弱めずにツヤっとトロミが出るまで絶えず泡立て器で混ぜます。
クリームは完成したらボールに移して氷水で冷やします。タピオカスターチで作ったけんかもっちり感が半端なかった。底の方が上手く混ぜれなくて焦げそうだったので途中ヘラで混ぜちゃいました。
メレンゲ作り
卵白とグラニュー糖を少し入れてハンドミキサーで混ぜる。泡立ってきたら2.3回に分けながらグラニュー糖を投入。ピンとツノが立つまで泡立てたらオッケー
冷めたクリームはハンドミキサーでまぜまね。もっちり感強めで混ぜにくかったな。メレンゲ生地を1/3ほど入れてハンドミキサーで混ぜたら残りはヘラに持ち替えてさっくりと混ぜていく。そしてさっくりの混ぜ方が毎回難しい…。シフォンケーキもメレンゲ混ぜる時迷っちゃう。メレンゲの塊が残りがちぃ
容器に入れて表面を平に慣らしたら、容器の縁を指でつまんでぐるりと一周させて溝をつくる。これが生地が垂直にふくらむポイントだそう。この生地はなんだか緩めで溝も消えかけているな。
180度に予熱したオーブンを160度に下げて13分、続けて180度に上げて7分焼きます🔥
焼いてる途中
なんかフォルムが違うね(震
焼けました〜(泣)
失敗するかも…と予想していたけど思った以上に溢れちゃった。想いが強すぎたか
溢れた方を後ろにして粉糖を振りかけてなんとか完成。写真撮ってるうちからしぼんでいくし、なんとも儚いお菓子だ
中はあつあつトローリ!ほんと火傷に注意だけどバニラが香ってとっても美味しい。パクパク一気に食べちゃったけど、アイスを入れたりラム酒をたらしてもいいみたい。果物のマリネやジャムを合わせたりしてトッピングも楽しめるんだな。白ワインにも合うそうで大人なお菓子だスフレ
今回の反省コーナー
コンスターチをタピオカスターチに置き換えも原因あるだろうけど、カスタードクリームをしっかりと冷やすことがふくらみの秘訣と書いてありました。ちょっと冷やし固め具合が足りなかったので次回はしっかり冷やすことを忘れない。
想いが強すぎて今回は爆発しちゃったので次回は反省を生かして再チャレンジしよう
おまけ
本日は選挙の日でした。ちなみにガッツポーズの日でもあるらしいよ
投票所の公民館まで歩いて行ったのですがいつもは通らない道をズンズン進む。壁一面花に覆われた所があったり心弾むお散歩になりました。
服は先週完成した新作だったので記念撮影してもらいました。えへ お昼はアウターいらずで気持ち良いね。新緑が気持ちいい1日でした
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