内発的動機づけと外発的動機づけ

おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。

本日こちらの記事を拝見しました。

とても大切なことが分かりやすく書かれています。

外的評価と内的評価、よく「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」というように言われたりもしますね。

外発的動機付けは、結果や評価、賞賛、肩書やお金などと言った自分の外側から与えられるもの。
内発的動機づけは、喜びや達成感、やりがい、幸福感などと言った自分の内側から生まれるもの。

と言われております。
下記は記事をすこし引用したものです。

スポーツには勝ち負けがある以上、「外的評価」が必ずつきまといます。
もちろん結果に表れる目標を持つことはアスリートに限らず自然なことですし、モチベーション維持の上でも大事です。また、周囲の声は選手の活力になることもあります。

しかし、外的評価「だけ」に固執しすぎてしまうことは本当に危険です。
もし自分の目標が達成できなかったときに、選手は「世界が終わった」という感覚に陥りかねません。

また外的評価は、良い評価も悪い評価も1人歩きしてしまうこともあれば、簡単に変わるものでもあります。周囲の評価が突然ネガティブになったり、けがをして競技ができなくなることもあったりと、とても不安定なものです。

https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0016/topic044.html

ほとんどそのまま、芸能従事者のみなさんにも当てはまるものかと思います。明確な結果(数字的な)が見えづらい分、賞賛は本当に俳優にとって嬉しいものです。
ただ、それだけに囚われてしまうとどんどん自分が目指す方向とズレが生まれたり、記事にあるように結果が出ない時に自分自身の価値が無いように錯覚してしまうことがよくあります。

それとは別に私が時々危惧するのが「外的なものは一切気にせず、自分の成長だけに注力しよう」というともすれば曲解的な教えも存在していること。

もちろん、パフォーマンス中には余計なことを考えずに自分のその場でできることに注力することが大切だということは大前提なのですが、それをそのまま活動全体に当てはめてしまうととっても危ういなと感じています。

自分が目標を達成するために向き合う課題から目を背ける言い訳めいたものになったり。(きちんと自分の評価と向き合うことや、求められるものの分析やそれに対する努力は目標を達成する為にはする必要がありますよね)

「やりたいことをやれているんだからお金はなくても(低賃金でも)仕方ない」
「やりたいことをやれているんだから、周囲からの扱いは低くても仕方ない」
「やらせてもらっているんだから、求めちゃいけない」

深く話していくとそんな風に話す方は少なくないなと肌で感じています。
それは決してその人自身が弱いからなどではなく、環境がそうさせている部分が大きいのだと思います。(これは話し始めると長いのでまた)
真面目で、ピュアな気持ちで取り組んでらっしゃる方がもしかすると影響を受けやすいのかもしれません。

みなさん、プロとして自分自身の技術を提供しているのだから、自分の仕事も自分自身もディスカウントせず、プライドを持って、胸を張って堂々と、外的要因も手にしていっていいのです。むしろ、していくべきなんです。
(もちろん、あえて自分の心の充実のためやビジョンのために、趣味的に、というものは別枠です)

これまでと違うことをしていくときには怖さはついてくるものですが、一度クリアすると自分のキャパやセルフイメージが上がって次からはぐんとハードルは下がります。

みんながんばろうねー!


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