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圧倒的充実感のある旅 in 関西(大阪・和歌山・京都)

「圧倒的充実度のある旅」についての日記。

先日、以下のスケジュールで彼女と「4年記念日の旅」をしてきました。(こんな野郎とずっと付き合ってくれているのは、本当にありがたいことです)

1日目 9/18 大阪(太陽の塔・道頓堀)
2日目 9/19 和歌山(高野山)
3日目 9/20 和歌山(高野山)
       大阪(福島・弁天町)
4日目 9/21 京都(下鴨神社・清水五条・清水寺)

とにかく、この旅が最高だった。
2人とも、何かに大満足して帰ってきた。海外から帰国したときみたいに、2人とも視点が変わって帰ってきた。(何がこんなに満足度をあげたのか、帰ってきてから安安で会議したほど。笑)

このnoteは、単なる振り返り&備忘録です。
行き当たりばったりでしたが、この満足感から関西のおすすめコースであることは間違い無いので、もし気になるところがあればぜひ行ってみてください。

1日目 

そもそもの行き先は、熊野古道だったんですが予想以上に行きにくい場所にあったので逆サイドにある高野山を目指すことに。(Guest house Kokuu に行きたいという俺の要望とHotel She Osakaに行きたい彼女の要望により、旅の目的地決定)

連休だったので、宿と新幹線の予約だけ数日前にして、出発。
まさかの、新幹線発車2分前に駅に着く。という初っ端からトラブル。計画性はあまりないけど、駅を走るのもいい思い出になります。

本当にどこに行くか決めていなかったので、新幹線で旅程を決める。
ずっと行きたかったので、太陽の塔に行かないか?という提案は承諾されたので、向かってみました。

駅に着くと、ラスボスがおりました。

岡本太郎は、神奈川県川崎市高津区という同じ出身の人。小さい頃からじいちゃんの職場に遊びに行くときに、岡本太郎の作品を目にしていました。代表作、こんな感じかーでかいなー。

中にも、2018年からまた入れるようになったみたいです。以前ここに100BANCHの合宿でここを訪れた人から、ものすごいインパクトだったと聞いてたので中は楽しみ。

まず入ってすぐのところに、太陽の塔の設計図と、そして仮面がたくさん並んでいます。仮面の話は、岡本太郎の著書「美の世界旅行」でも触れられていたので、おおー!となりました。(ボキャ貧)

内部は実はこうなっています。
書きたいことがありすぎるので、また別の記事で。

2750円もする、民俗学の岡本太郎特集も買ってしまいました。

ということで、大阪の宿へ移動して、1時間くらいだけ寝てから夜の道頓堀へ。この、夜外へ行く前に少し寝るというのがかなりおすすめ!旅を楽しめた秘訣かもしれない。

お好み焼きを食べようということで、「ou」という個人経営っぽいお店へ。ここの人も食べ物も、内装もとても良かったです!おすすめ。

2日目

大阪から、和歌山県の高野山へ。
移動中は「鑑定士と顔のない依頼人」という映画をみました。これがめちゃくちゃ面白い。どんでん返し系なので、中身については触れませんが。

精進料理大好き。量もたくさん。
食べたら少し眠くなってきてしまったので、歩いて宿へ向かうことに。

ちなみに、高野山は空海(弘法大師)がひらいた真言宗の聖地。

高野山は、バス移動がメインですが、端から端まで歩けないこともないほどの距離感です。さあ、Koyasan Guest House Kokuu 到着。

内装が美しい。だけでなく、オーナーさんがすごく感じのいい人で。着いたらすぐさま、高野山について色々教えてくれました。

高野山奥の院へ。お墓もたくさんあるので、これしか写真を撮っていませんが、山といってもほとんど登っている感覚はありません。平坦な道を歩いていきます。苔生す灯籠やお墓、高々と聳える木々、そして森の中の清涼感。話しながら、ゆっくり歩きました。

そして、ここには有名な戦国武将の墓がたくさんあります。
明智光秀、織田信長、石田三成、伊達政宗、武田信玄、徳川家、などの武将たちのお墓など。死んだら全員平等という、心寛大な宗教らしいです。

墓地には、たくさんの梵字が見られますがこれらはサンスクリット語の文字。

空海は真言宗を開いた人ですが、真言というのはサンスクリット語のこと。804年、天皇の命で唐に渡った最澄と違い空海は自費で唐に入り密教と真言(サンスクリット語)を習得。その後、816年高野山に金剛峰寺を創立して総本山としました。

疲れたので、宿で一休み。また仮眠しました。
本当に旅している時は、夕方に一眠りするだけで夜が楽しめます。

Kokuu近くのかめやさんへ。ここも料理が最高に美味しい。
最後に店のおばちゃんと色々話した。

シャワーなど浴びてゆっくりした後は、ラウンジで一度メッセージを返したりなど作業。最低限のやることがおわった後は、Dr.STONEという文明を作るアニメを2人で見始めました。笑(これも本当に面白いのでぜひ)

何か見たいものとかあれば、それを休暇にとっておくのもいいなと思いました。思う存分に楽しめるので!

3日目

朝のお経を聞きに、高野山へ6:30からGO。
寝坊したけど、なんとか間に合って良かった。

帰ってきてから、彼女は二度寝。自分は、腹が減ってしまったのでラウンジで朝ごはんを食べてました。ゲストハウスの朝、大好きです。

オーナーさんがチャイを入れてくれて、ゆったりした時間を過ごす。

この旅は、まだ半分しか終わっていないとは思えないほど濃厚なトリップになっていて、それはなんでかとか考えていました。

多分、一つの要因は

感性の赴くままに移動して
食べたいものを食べて
見たいものを見て

というように、「旅」に近い感覚で「旅行」ができているのはあったかなと思います。時々、これからの不安とか仕事の不安がふと頭をよぎりますが、それらは抑え込んで目の前のことに集中。よく突然考え事にふけることもあるけど、できる考えない努力をして、旅に全集中

オーナーの高井さんに、お礼を言うついでにこの場所のこととかを聞いて、旅とかゲストハウスの話へ派生して。とても楽しい時間が過ごせました。

チェックアウト時に、一緒に写真も!
最後に、自分のやっているSoft. Guest house などについて良いと思うと言ってくれた高井さん。スンゲー嬉しかったです!

蕎麦を食べてから、また高野山散策へ。
入り口である大門と高野山金剛峯寺などを見にいきました。

くるみの味噌、めっちゃ美味しい。

高野山は、山頂に街がある感じなので、高い場所にいる感じが全然しません。だけど、こうして見ると結構高い。

と言うわけで、大阪に戻ってきて
HOTEL SHE, OSAKA にチェックイン。

なんだこりゃーと言わんばかりの女子ウケスポットです。
これは、男性諸君は大阪へ行く時は要チェックだ!
(99%の確率で喜ばれるはず)

実は、この日が記念日なので予約しておいたお店にご飯を食べに行くことに。その途中で見た夕陽が美しかった...

新福島駅というところにあります。
まさかの、目の前に予約しようと思っていたのに満員だったお店が!こういうセレンディピティも楽しい。また来よう。

生のお肉。いうまでもなく、うまい!うますぎる!
もったいぶってゆっくり食べてたら、生だから早く食べてねと言われました。笑

ネットから離れることで、とんでもない有意義な時間を大事な人と過ごすことができます。しごとからもプライベートからも、一度全部から離れてやりたいことだけを楽しむ「パーフェクトバケーション」は本当におすすめ。こういう投稿も念のためしておくと親切かもしれませんね。リモートワークが進んで休暇の定義が難しくなったら、より大事になってくると思います。

4日目

SHE, では朝食としてサンドイッチを注文。
結構味が濃いめ。ボリューミー。カフェオレがかわいい。グッズもセンス良い。キーホルダーもセンス良い。女性にたまらん仕掛けがいっぱいの宿でした。

さて、今日はどうするか?と話して、お笑いを調べてみるも全て満席。
早めに取っておけば良かったーと言いつつ、即切り替えて予定になかった京都へ向かうことに。ノープランだとこういうことができていいですね。

↓ 電車で京都へ

京都へ着いたら、まずは600円のバス一日乗車券を買いましょう。

さくっと決めた割には、最高のお店にたどり着いた。
蕎麦もめっちゃうまいんですが、とにかく空間づくりとかもまたすごくいい感じ。食べログの評価とか気にせずぜひ行ってみてください。

食べた後は、下鴨神社へ行って、バス移動→鴨川沿い→先斗町→清水五条という感じで移動&街歩き。

晴れていて気持ちがいい。鴨川でのんびりするのもあり。

清水五条付近のおしゃれカフェにたどり着いた...
Google Mapでえいやと押したところがまさかこんな感じとは...

トイレのStep onの仕掛けが最高。

カフェ近くの、FabcafeとMTRL京都というコワーキングに寄ろうと思ったらCLOSEでした。残念。

ということで、定番・清水寺へ。
(清水の舞台、めっちゃ工事してましたw)

罪深いかき氷。宇治金時うますぎる!

途中、日東堂というセレクトショップへ。記念にノートを購入。

今回の旅は、本当に楽しい思い出ばかりで長々とnoteにまとめてしまいました。

冒険と創造に溢れる旅が、実は国内でも記念旅行でも、工夫次第ではできるんだということがすごく証明されたような旅でした。パーフェクトバケーション的な概念もこれから少しずつ生まれるだろうし、これまでの「旅行」にセレンディピティ要素が盛り込まれたものがかなりこれから人気にもなってくるのかなと思います。

いずれにせよ、究極の休暇&記念日でした。
帰ってから仕事がんばろうと思えたし、これからの構想も無意識のうちに道中考えていたり、普段とは違う視点を持つことでアイデアも沸くし、仕事脳をいったん置いておくことでアイデア熟成にもなったし、特に彼女が「冒険と創造」という意味がなんとなくわかった気がする、と言ってくれていたのがすごく嬉しかった。またこんな日常的非日常を2人でやりたいなと思います。

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