生白い月【歌詞】

生白い夜月が
僕を睨んでいる
怯える白露虫(しらつゆむし)は
明日の光に朽ちる


今さら何を言っても
遅いのはわかっている

赤黒い手を見つめ
罪の意識が笑いだす

色をなくした心情に
一寸の隙間あいて
飛び込む通り悪魔は
全てを強く染めた

ああ悪いのは僕だけなのか
生白い夜月よ
この命堕としたものは
全てあの人だと言うのに


風が僕をさける
汗が夢を冷やす
息が細かくなる
僕が奪われて行く

ああ過ちは戻せないのか
生白い夜月よ
先に裏切ったのは
あの人だと言うのに

ああ今までは何だったのか
流れし運命よ
愛しき出会いはこの為に何を
求めていたのだろう


ああ悪いのは僕だけなのか
生白い夜月よ
この命堕としたものは
全てあの人だと言うのに
生白い夜月が
僕を照らしている
怯える白露虫(しらつゆむし)は
明日の空に・・・

作詞 安駄鐘彦

スキ、サポート等々いつもありがとうございます。 今月はストレスもあり豪遊しすぎました。 来月が火の車なのでサポート頂けると心底助かります。