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親には子供を幸せにする義務があるのか

幸せにする義務はないと思います。

私が、息子のために自分に課すことは、小さいうちは致命的な事故の防止。成人するまでは衣食住の提供。この二つはどんなことがあっても守る。それ以外については、私は「義務」とは考えません。だから、それ以外のことが仮に息子にしてやれなくても、絶対に自分を責めたりしません。

それ以外のことを「やらない」と言っているわけではありません。息子のことはめちゃくちゃにいとおしいと思っているし、これからいろいろな体験を一緒にするのが楽しみでしょうがないんだけれど、私が彼の「幸せ」に最終的に寄与できる部分てのはそんなに多くはないと思うんですね。

だってそれは、彼自身が感じることだから。

とはいえ、私や妻が彼の幸せに「間接的」に寄与できることが一つだけあって、それは、彼が人生のどこかで世界中が敵に回ったと感じた時に、無条件に自分自身を肯定できるようなしなやかな心を一緒につくっていくこと。

そのために必要なのは、私や妻が、息子といて無条件に幸せだということを彼に頻繁に、直接伝えることです。無条件ていうのが大事で、何かができるから偉いね、ではなく、毎日サバイバルして偉いね、です。そりゃそうですよ、あんだけ大変な思いをして出てきてくれたんだから。

「義務」を遂行するには多少のお金はいるでしょうけれど、「あなたといて幸せだ」と伝えることにお金はいりません。

強くなってほしい。


たくさんの方々からサポートをいただいています、この場を借りて、御礼申し上げます!いただいたサポートは、今まではコーヒー代になっていましたが、今後はオムツ代として使わせていただきます。息子のケツのサラサラ感維持にご協力をいただければ光栄です。