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シンプルな出汁と調味料からつくる

53日目(5月26日)


新しいレシピ やいい調味料に出会うとワクワクしてしまう。
出汁(スープ)をとるのも好き。

野菜や魚介や肉、どのスープもなんて滋養のある深い味なのだろうと思う。
時間をかけて、煮込んだり、置いたりして味が変化していく様子もたまらないし、手をかけずにシンプルな素材を味わうのも好き。

その日の気候や、自分の気分、体調に合わせて、献立を考えていくのも楽しい。
今は世界各国の料理のレシピもすぐに手に入る。
なんて素敵な時代なんでしょう。

ここ最近のお気に入りレシピ

ポルトガル料理のカルディラーダ。
野菜とオリーブオイルと白ワインと魚介類で、水は一切使わず30分ぐらい煮るだけで、とんでもなく美味しい。
時間がかからないので、おもてなしとしても二重丸。材料さえ切って置けば、ゲストと話しながらでもすぐに作れて出来立てをお出しすることができる。
南欧の料理は、嫌いな人が少ないので、メニューとして持っておくと安心。

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鶏のフォー
鶏肉のフォーフォーが格別に好き、というわけではなかったのだが、茹で鶏を作った後のスープを使うことと、ライムが手に入ったことで突然、自宅でのフォーが本格的になり、大好きなメニューになった。
全てが簡単すぎてかつ美味しいという優れもの。

茹で鷄は、大鍋に水と長ネギの青い部分と生姜を入れて、沸騰したら、鳥のムネ肉を投入、お湯がグラグラしてから2分経ったら火を止めて放置するだけ。半日もすれば、しっとりとした茹で鷄とスープができあがる。

このスープにナンプラーとお砂糖をいれて、そこにフォーを入れてゆで上がればできあがり、そこにスライスした茹で鷄とパクチーをのせて、ライムを添えたら、最高に美味しい鶏肉のフォーのできあがり。あまりに美味しかったので、パクチーを自宅で育てることにした。

だしも調味料も自分好みに

出汁やスープを自分でとり始めてそれがうまくいき始めると、市販のものはあまり使いたくなくなってしまう。

中華だしは、先ほど挙げた茹で鷄のスープの方が美味しい時がある。

完全に使わなくなってしまったのは、和風だし。
経済的に考えると、インスタント和風だしを使った方が良いのだろうと思うのだが、自分でとった出汁とお気に入りの醤油とみりんでつくったうどんを食べたら、もう和風だしにはもどれなくなった。

超簡単だけどお店の味うどん

おうどんは、だしと美味しい醤油とみりんを使うと、本当にお店の味になる。
まずは、鍋にみりんを入れて、沸騰させる(煮切るという)。そこに醤油とお水を足して沸騰したら、出し用の袋にいれた花かつおを入れてしばらく煮る。味を確かめて、自分好みの味に塩や醤油で調整したら、長ネギと豚バラを入れて、火が通ったら、冷凍うどんをいれて、茹で上がれば完成。
家族が夜遅く帰ってきて、何か食べたいというときにすぐに出せて、満足度がとても高い。とろろ昆布を載せたり、柚子胡椒を添えたりしたら、かなりいい感じ。
だしも本格的にとろうとすると、もう少し丁寧な工程になるけれど、そこまでやらなくても十分に美味しいものになる。

お醤油とみりんも色々試した結果、今時点で最高の組み合わせと思っているのが、
お醤油は、近藤酒造の「キッコーゴ醤油」。

この醤油にしてから、料理の味が格段に上がり、
ふだん、全く味に無頓着な夫が、「この醤油美味しいね」と言った驚きの醤油。

みりんは、今のところ「三州三河みりん」。

この数年はこのみりん一筋。料理にあまり砂糖を使いたくない人にもおすすめ。
ほんのり甘くコクのある料理に仕上がる。
正月のお屠蘇に飲めるほど、美味しいみりん。

手作りの調味料

手作りといえばお味噌。

手前味噌の味を知ってしまってからは、毎年味噌作りのワークショップに参加して、味噌を作り続けている。
大豆や糀の種類、組み合わせ、塩の割合、大豆の茹で加減、発酵の状態などによって、毎年違う味になる。育っていく過程をみるようで、それも楽しみの一つになる。

いいお味噌でつくったお味噌汁は、体の内側から元気にそしてリラックスさせてくれるものだと思うようになった。特に朝の手前味噌の味噌汁は本当におすすめしたい。

簡単で美味しく元気に


ポイントは、簡単で美味しく元気に。
テクニックとかセンスとかなくても、調味料を厳選したり、自分に合うレシピを探していったら、楽で簡単に、自分も周りも満足&元気になる料理になっていく。
料理愛はまだまだ続く。



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