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50代でも「夫婦の会話」は大切だと気づいた話

私たち夫婦、50代アラカン世代
「結婚生活が長くなるにつれて、どんどん会話がなくなっていく」
当たり前だと思っていたし、少し前まで私たちもそうでした。

でも、最近また「夫婦の会話」が復活してきました!

そもそも「夫婦の会話」って、話題は何だっけ?
振り返ってみると、年齢や時期によって
会話の内容も大きく違っていたような・・・

今回は私たち夫婦の「会話の歴史」を振り返りながら
夫婦の会話の意味を考えてみようと思います。


結婚前~新婚時代

一番盛り上がっていた時期笑
お互いのことが気になって仕方がない時期
良くも悪くも“ふたりの世界”
喜怒哀楽すべてが「自分vs相手」だった気がします。
それはそれで幸せだったのかも・・・?

子どもが生まれて・・・

父と母になった途端、会話の内容がガラリと変わりました。
何をするにも子どもが中心。
小さい頃は「今日は○○ができた!」など毎日の成長報告
小学校に入るとお友達関係や成績の話
中学校からは受験絡みと部活
(友達関連のトラブルも時々・・・)
高校に入った途端、大学受験へまっしぐら!
塾はどうする、夏季講習は、教育費は、などなど
(我が家はこの頃一番親子喧嘩してたような・・・)
夫婦の会話も子どものことばかり
思春期あたりからは「男(夫)vs女(私・娘たち)」の構図が生まれ
家庭内もぎくしゃくしていました。

子育てが一段落すると・・・

下の娘が大学に入ると、心配事もかなり減りました。
その分、夫婦で話すネタも尽きてきて・・・笑
ふたりきりの食卓なのに、話題が見つからず
黙ってテレビを見ながら“黙食”する日が増えました。

仲が悪いわけじゃないけど、会話がない。
熟年離婚はこういうところからもきっかけができるのかな?
なんて物騒な考えが頭をよぎることも!
もうすぐ夫婦ふたりだけの生活が始まるというのに
大丈夫なんだろうか?
ふたりだけでやっていけるのだろうか?
別の心配事を抱えることになってしまいました。


会話が復活!きっかけは

夫は美容師、私は在宅フリーランス
長年この形でやってきました。
お互いの仕事に口出ししない、という暗黙ルールもありました。
だから、仕事の愚痴も極力言わないようにしていたし
仕事についてあまり詳しい話もしなかったので
夫は私が何をしているのか、ほとんど知らなかったと思います。
私も夫のお客様のことや予約などスケジュールに関して
何も知らないし、経営のこともノータッチでした。

でも、変化が生まれたきっかけは、その「仕事」でした。

仕事のことで悩んでいた私。
自分の働き方、自分のこれから、自分の生き方
違うフェーズにきたのだという確信はあったものの
どうすればよいのか、なかなか正解が見つかりませんでした。

もやもやと一人で悩む日々
でも、自分の中では既に“ある答え”があったのです。

「これは仕事だけの悩みじゃない。
これからの生き方に直結していることだから
夫にもきっと影響が出てしまう。
だから話をしなくては!
いまの私には、夫の理解、夫の助言が必要なんだ。」


ふたりきりの夕飯後、思い切って声をかけました。
「ちょっと話がしたいんだけど、仕事のことで」

夫はちょっとびっくりしたようでしたが「いいよ」と。
そして、私の悩んでいることや思いを聞き
「やりたいことはやればいいよ」と理解してくれました。
さらに「こうすればいいんじゃない?」と
ひとつの解決策も示してくれました。

今度は私がびっくりしました。
こんなにあっさりと解決するものなの?
うだうだ悩んでいたあの日々は何だったの?

自分とは全く違う視点で物事を見てくれる存在が
こんな近くにいたんだ。
そのことに改めて気づかせてくれた出来事でした。


「パートナー」としての存在に

私の中で、夫という存在の意味がまた少し変わりました。

変化を一言ずつで表現していくとしたら
好きな人(恋愛対象)→生活共同体→子育て共同体→人生共同体

子育てが終わると、いよいよ自分たちの人生を楽しむ時!
限られた時間をどう使っていくか
どうやって楽しんで、どうやって充実させていくか
それを一緒に考えて実行していくチームが・・夫婦?

英語の「パートナー"partner"」という言葉には
『長い期間にわたって共有する価値や目標、同じライフスタイルを
共有する相手を指す』
という意味があるそうです。

まさに、いまの私たちにぴったりな言葉

これからの時間、お互いパートナーとして
たくさんのことを共有して、楽しい時間を作っていこう。

そのためにはやっぱり「会話」が必須なのだなあ。
そう思いました。










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