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泣き叫ぶわが子と向き合う方法~子育ての「正解」って?

次女のリクルートスーツを見に行った帰り
ショッピングセンターのフードコートでお昼を食べた時のことです。
私たちが訪れた時から聞こえていた泣き声
小さな女の子が座り込んで泣いていて
ママと思われる女性がなだめている様子が目に入りました。
近くにはガチャポンマシンがあったので
「あー、もう一回やりたいのかな?」
「あるある、だよね」
最初は微笑ましく見守っていたのですが・・・

お店で注文して、呼び出しベルが鳴り
注文品を席に持ってきて食べ始めても・・・
まだふたりはそのままの様子。

2歳くらいの女の子は、いやいやを繰り返し
長靴も脱ぎ捨てて泣き叫ぶだけ
女性はひたすらなだめる言葉をかけ続けるけど
女の子は聞く耳を持たず・・・

「あのお母さん、いつまでああしてるつもりだろ?
お姉ちゃん(長女)だったら、とっくに
「じゃあ、好きにしなさい!」てどっか行ってるかもね。」
ちょっと冷たくも聞こえる次女の言葉を聞きながら
同じ母という立場で考えてしまいました。


自分ならどうする?


頭ごなしに叱りつけて事を収めるのではなく
納得させて自分で泣き止むのを待つ

理想はそうだと思うけど、周りを見ると
座り込んでいるのはお店の食器返却口の真ん前
お店にもお客さんにも迷惑がかかる場所
しかも、泣き声はフードコートに響いているので
多くのお客さんは気にしながらご飯を食べることになってしまう

公共の場、周りに迷惑をかけるのは気がひける。
かといって、強引に連れ出そうとしても
ますます泣きわめいて暴れてしまうのではないか。

でも、泣くからといって子どものいう通りにしてしまうのも
なんだか違う気がする・・・

2歳くらいの子どもに、言葉で納得させることは不可能

何をすれば「正解」なんだろう・・・


目の前の、鬼おろしぶっかけうどんを見つめながら
「自分ならどうするか」の答えを考えた結論は

・泣き叫んで暴れたとしても、この場から子どもを連れて離れる
・戸外、自分の車など、できるだけ迷惑のかからない場所で
しばらく泣かせる。そして納得させられないとしても言葉をかけ続ける。
意味がわからなくても、母の思いは何かしら伝わる、、はず、、

・・・「他人に迷惑をかけない」優先?
自分らしい答えだなあ、とつくづく思いました。

ただ、周りの視線は案外強く感じるもの。
小さな子どもでも同じで、周りから見られていることで
余計に興奮して泣いてしまうこともあるんじゃないかなって。
子どもを落ち着かせるためにも、場所を変えることは必要かもしれない。

ぼーっと考えていたら、いつの間にか親子はいなくなっていました。

そして、私たちのランチタイムも終了。

結局、もやもやした気持ちは残りました。

子育ての「全員共通の正解」なんて、もともと「ない」のだから
それぞれの親子で「最適解」を見つけていくしかない。
なんて頭ではわかっていても、やっぱり正解を求めてしまう、のが親。
この矛盾が、余計に苦しくなる元だとわかっているのに
何かに頼りたくなってしまう。


悩むことばかりだった、子育ての日々。
「もうすぐ終わる」と思っている私だけど
大人になった娘たちに対しても思うところはあるし
形は変われどずっと関わっていくのかな
ずっと気にしてしまうのかな、という予感はしています。

もしかすると、自分の中では
“子育て”は一生終わらないのかも・・・

いろいろなことを考えさせられたランチタイムのお話でした。







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