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自分の「当たり前」は他人の「当たり前」じゃない

最近、娘がインスタ投稿のお仕事を始めました。
地元のお店を紹介する短い動画を作成する、というもの。
美味しいと評判のお店を取材する時は
私も時々参加してステキなランチを楽しむことも♪
(もちろん自腹です)

娘は今までオンラインで仕事をしてきた、というわけではなく
スキルは「普通にスマホをいじっている」程度とのこと。
まだ小さな子どもがいるので、がっつり働くというよりも
スキマ時間でできることを探していたようです。

それでも、自分が撮影した動画を編集して
納品できるのはすごいこと!
(音声やテロップも入ります。)

私はほぼ動画編集をしたことがなく・・・
先日、娘にお願いしました。
「今度、動画編集のこといろいろ教えて!」
すると
「いいけど、特に難しくもないし
誰でもできる当たり前の作業しか教えられないよ?」
という答えが返ってきたのです。

いやいや、「当たり前」じゃなーい!

自分にとっては当たり前のこと
こんなことすぐにできるし、誰でもできるはず。
そう思っていることが、案外他の人にとっては
ハードルが高いこと、よくあります。

例えば、私が自己紹介する時には
“オンライン秘書”や“WEBライター”という肩書で名乗りますが
「へぇ、オンライン秘書って珍しいですね!
どんなお仕事をされているのですか?」
と聞かれることが、実はとても苦手でした。

理由は
「仕事内容を話すと、きっと
『なーんだ、誰でもできる仕事じゃん』て思われるんだろうな」
と勝手に決めつけていたから・・・

資料作り、スケジュール管理、メール作成、SNS投稿などなど
バックオフィスと言われる、いわゆる“事務”は
とても地味で、コツコツ積み上げていく仕事です。
華やかさなどどこにもないし、誰でもできそうな仕事です。

以前の私は、そのことをマイナスに捉えてしまい
自己肯定感がとても低かった気がします。

でも、自分が当たり前にできることは
誰でも当たり前にできることではない
、と知ってから
少し自分に自信が持てるようになりました。

自分では「こんなことくらい・・・」と思う作業でも
事業で多忙な経営者さんや、事務が苦手な人たちからは
「ありがたい」と感謝されることもある。

そして私の取り柄は
『自分の得意なことで誰かをサポートすること、お役に立つこと』
なのだと知ってから、仕事に誇りを持てるようにもなりました。

娘にも
「貴女の“当たり前”は、みんなにとっての“当たり前”じゃない。
必ず「すごーい!」と思われたり、感謝されることがあるよ!」
と伝えました。

娘はそれでも「へぇ、そうかなあ」と疑っていましたが笑
少しうれしそうでした。

これから少しずつ、動画編集を教えてもらう予定です。
私もまたひとつ「できること」が増えるのがとても楽しみです♪

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