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毎日株価分析:秀英予備校

今回は、集団指導、個別指導、オンライン授業それぞれを手掛けている「秀英予備校」の分析です!

今回の銘柄は少し特殊です。
割安銘柄ではあるものの、財務がまだ回復途中です。来期(2025年3月期)から大きな増益を見込んでいるものの、定性的に納得できる材料が少なく、判断が難しい所です。

会社概要

以下、ChatGPTの要約です。今話題のGPT-4o使ってみました!

1. 企業概要

秀英予備校は、1977年に創業され、1984年に設立された日本の学習塾および予備校運営企業です。本社は静岡県静岡市にあり、東京証券取引所に上場しています。代表取締役社長は渡辺武氏で、約656名の社員が在籍しています​ (Shuei Yobiko)​​ (Shuei Yobiko)​。

2. 各事業の概要

秀英予備校の主要な事業は、以下の3つに分かれます。

  • 集団塾: 講師が複数の生徒に対して授業を行う形式で、中学受験、高校受験、大学受験の対策を行います。

  • 個別指導塾: 生徒一人ひとりに合わせた個別のカリキュラムで指導を行い、特定の科目や学力に応じたサポートを提供します。

  • オンライン授業: 秀英iD予備校というインターネット学習塾を運営しており、家庭からオンラインで授業を受けられるシステムを提供しています。これにより、全国どこからでも高品質な教育を受けることが可能です​ (Shuei Yobiko)​​ (インターネット学習塾・自宅学習なら秀英iD予備校)​。

3. 業績

秀英予備校は、全国20都道府県に約250の校舎を展開し、高い合格実績を誇っています。特に、中学、高校、大学の入試において、多くの生徒が秀英予備校を通じて志望校に合格しています。2023年度の売上高は非公開ですが、塾業界において安定した業績を上げ続けています​ (Shuei Yobiko)​。

4. 今後の展望

秀英予備校は、教育サービスのさらなる拡充を目指しています。特に、オンライン授業の強化や新しい学習システムの導入を通じて、より多くの生徒に質の高い教育を提供することを計画しています。また、地域社会との連携を深め、教育の質の向上と地域貢献を図る取り組みも進めています​ (インターネット学習塾・自宅学習なら秀英iD予備校)​。

予測確率

今の時点で3末決算の決算短信を発表した企業は300社以上ありますが、その中でも秀英予備校はAI予測による株価上昇確率が77.2%と7番目に高い結果となりました。
つまり、AIモデルによる予測では1年後に5%以上値上がりする確率が77.2%となっています。

予測確率上位7社

株価成長率と予測値の関係


秀英予備校の株価変化率と予測値の関係

株価が15%値上がりした段階で予測値が70%、25%値上がりした段階で予測値60%程度になるため、AIの予測からは15~25%程度の値上がりが期待できます。

予測値の解釈

PBR:0.48倍
PER: - (当期純利益マイナス)
配当利回り: - 
直近1年の株価変化率:-25%
ROE:- 
ROA:-

PBRは割安になっています。当期純利益がマイナスのためいつも見ている各指標が計算できない状況ですが、株価がここ一年で大きく下落しているため、AIとしてはV字回復を見込んでいるようです。

IR情報

閉校に伴う特別損失の計上

今年の決算にて、店舗縮小による損失計上がありました。

https://www.shuei-yobiko.co.jp/cms/files/shuei/shuei02/0710/BQc5ztcU.pdf

四季報情報

生徒数の回復が遅れているものの、授業料や合宿費の値上げによって何とか前期比で立て直しているようです。広告費の投入や無料模試による入会を狙っているようですが、生徒数の増加に繋がるまではまだこれからのようです。

四季報情報より

事業別の売上

事業別の売上をみると、オンライン授業の占める割合が少ないようです。塾業界全体ではオンラインや映像授業が主流になりつつあると思うので、集団授業に頼りきりな状況は少し不安ですね。

決算短信よりセグメント別の売上高など

まとめ

割安銘柄で財務も回復途中ではあるものの、授業料値上げによる持ち直しであること、オンラインや映像授業が主流になりつつある今の時代でも集団授業メインであることなど、不安材料も残ります。
また、他者の予備校との裁判沙汰もあったりと、内部統制も気になるところです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%80%E8%8B%B1%E4%BA%88%E5%82%99%E6%A0%A1

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