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毎日株価分析:ファインシンター

5月になり、3月末決算の決算短信が発表されはじめています。
今回は、自動車や鉄道車両用部品、および小型油圧機器の製造を主事業とする「株式会社ファインシンター」の分析をしていきます!。

株価予測モデルの詳細については、こちらの記事で紹介しています。
また本記事では、銘柄の予測確率、株価が動いた時の予測値の推移、予測結果の解釈を紹介します。

予測確率

今の時点で3末決算の決算短信を発表した企業は300社弱ありますが、その中でもファインシンターはモデル予測による株価上昇確率が87.2%と断トツの結果となりました。
つまり、AIモデルによる予測では1年後に5%以上値上がりする確率が87.2%となっています。

予測確率上位5社
(2番目の企業は81.7%、3番目以降は80%未満の結果となっています)


株価成長率と予測値の関係


ファインシンターの株価変化率と予測値の関係

株価が50%値上がりした段階で予測値が70%になり、株価が60%程度まで値上がりした段階で予測値が60%となるため、モデルの予測からは50-60%程度の値上がりが期待できます。

予測値の解釈

直近1年では株価が20%程度下落(ドローダウンで見ると40%前後の下落)しているものの、PBRで見ると0.25程度とかなりの割安感が出ています。また、BPS(一株当たり純資産)も直近1年では18%程度増えており、企業の財務健全化が一部見られます。モデルの予測では、上記の指標によって現状では割安株と判断しているようです。

まとめると、以下のようになります。
「株価下落とPBRの低さから割安感がありつつ、一株当たりで見た純資産などの一部財務改善も見られる」

IR情報やニュース

ファインシンターについてニュースを調べると、2021年頃の昆虫食事業への進出などもでてきます。ちょうど昆虫食がブームになりかけた時期ですね。新規事業開拓の柔軟さは伺えますが、メイン事業は自動車部品や油圧機器の製造だと思うので、自動車産業全体の行く末に左右されそうな気もします。
輸出メインの企業なので、最近のドル高・円安がより進めば売上高や利益は大きく上がるかもしれません。

免責事項

本ウェブサイトに掲載されている株価予測モデルの結果は、あくまで統計的手法に基づく予測であり、将来の市場動向や株価の実際の動きを保証または約束するものではありません。当モデルの予測結果は情報提供を目的としており、投資勧誘や投資を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ユーザー自身の責任において行われるべきです。
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