洋服を探すのも、選ぶのも疲れた
最近、洋服選びに困っています。
というのも昔は古着屋のハシから端までチェックしたり、悩むことにリソースを使うことができたんだけど、今はもうめんどくさくてそれができない。定期的になにか買いたいなぁと思うんだけど、そもそも2020年は買ったという記憶がない。
アラフォーになったことで、体型に変化を感じるようになったのも大きな理由だ。単純に筋トレをし始めたというのもあるが、昔とは違い油断していると体型が変わってしまうのを実感するようになった。こんな状態になる前からトレンドだったが、コロナ禍になりよりゆったりとしたコンフォート(快適)な服を求めるようになったのも大きい。いや、もうスリムジーンズとか履けないよね。
また厄介なことに、ここ最近立て続けに好きなブランドから離れてしまい、さらに選択肢の幅が狭くなってしまった。zozoとかくまなく探すとか新しいブランドを見つけるとかはもう辛いのよ。どうすりゃいいんだっ?
いまファッション系の会社で働いていると、若い人向けのブランドだと思っていたものが実際購入しているのはアラフォー世代だったりする。
自分が超愛用していた東京ブランドもコレクション発表していた頃と比べると、なんとまぁスタンダードなブランドになってしまい、もうしばらく買ってない。それも愛用していたターゲット層がそのままおっさんになったからだろう。
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ビジネス本を読んでいると、よくスティーブ・ジョブズの「定形スタイリング」の話題がよく出てくる。あの「黒のタートルネック、リーバイスのジーンズ、ニューバランスのスニーカー」という毎日を定番のコーディネートで決めるというやつだ。
これはそもそも「決断するにはパワーを消費する」だから、朝に「今日、何を着よう?」という悩む・選択をしないことで浪費しないようにするという考え方で、要は些細なことでパワーを使わず、核爆弾のスイッチを押すか押さないか?という決断のみに全エネルギーを注げるようにするというものだ。
今まさに、この決断するパワーの浪費に悩まされている状態になると、ちょっと鼻で笑ってしまうようなこの考え方も実践してみたくなる。ただそれではつまらないので、そこに「フランス人は10着しか服を持たない」というタイトルだけですべて理解できるようなエッセンスを追加して、クローゼットの改革に挑もうと考えている。
そういうことで、ファッションの悩みとして
・新しいブランドの発見
・決断の軽減
を解決したいと思ってる。一旦クローゼットを漁る前にこうやって何を整理するのか考えてみるのも整理のはじまりなんだろう。
もちろんウィンドウショッピングをしたり、悩むというのはファッション勾配の魅力の一部であるということは理解している。
ただいまは洋服を選ぶのも、何を着るか考えるのかもちょっと疲れてしまった。
次回は具体的にどうするのかを考えていく。
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