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#11 ベンチャー企業とはかくもキラキラしたものなのか

ということを、まざまざと見せつけられた。

今日、ぼくの社会人生活がリスタートした。入社たのはIT系のベンチャー企業だ。

前職は化学メーカーというお堅い仕事で、かつ建築業界のお客さんに商品を売る立場だったので、ゴリゴリにドメスティックな環境に身を置いていた。新卒からその会社で勤めていたので、正直その環境が当たり前だと考えていたのである。

転職活動を通して、「あれ?もしかしてうちの会社古臭い…?」なんていう感情が若干顔を出していた。それがゆえに、「新規性の高い会社で働きたいなぁ」と思うようになった。そして選んだITベンチャー。

初日の感想としては、「選んで正解だったな」というのが正直なところ。その理由は「主体性」だ。みんな本当に主体性をもって働いている、というのがひしひしと伝わってくる。

ぼくが勤めていた化学メーカーは、上司のいうことが絶対で、逆らうことはせず、社内政治に明け暮れる人も多く、そしてそれ以外の大半の人間は「やらされ仕事」で仕事を進めていく、そんな状況だった。

「あれがだめだ」「ここがいけない」「だからできない」うちの会社でよく聞いた言葉だ。やるよりもやらない理由探しをする方が楽だからなのか、責任を取りたくないからなのか、この言葉が飛び交って、結局新しいことは前に進まない。そんな状況に嫌気がさして、そして日々の業務に押しつぶされた結果、ぼくは転職を決めたのだ。

新しい会社は、それぞれがミッションを持って時には上司に反発しながら、新しい仕事を前に進めていく気概があった。ちょっと見学しただけなので詳細は分からないが、「新しいものを作りたい」という思いと、勢いは強く感じている。

「あぁ間違ってなかったな」と一安心しているが、とはいえまだまだ初日である。じっくりと周りを見ながら、でも自分のことを周りに知ってもらえるように過ごしていきたいと思う。

もし「サポートしてやってもいい」という方がいらっしゃいましたら是非宜しくお願いいたします。サポート費用で大阪の街の取材等を重ね、記事をよりパワーアップさせていきたいと思います。