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(開発者向け)仕事に対する、基本的な心構えを17個考える

コミュニケーション能力は生産的に仕事を進める上で必須能力だろう。いけてるビジネスマンや優秀な技術者との会話は例外なくスムーズにいく。非同期テキストチャットが早く正確にできると、マルチタスクができ、生産性が格段にあがる。普段からどれだけ相手に伝わるように意識してテキストチャットをしているだろうか。ほとんどの場合において、相手が納得できない、理解できてない状態になるのは伝える側に問題がある。自分も完璧とは言えないが気をつけていることを17個リストアップする。実戦で学んで、必要だと思ったことをメモして纏めた、オリジナルな内容である。ほとんどの内容は、かなり基礎的で新卒レベルの内容だ。しかし、極めて短い時間2~3秒以内に返答するケースだと案外凡ミスしたりする。徹底的に意識して訓練する必要がある。

1. 何故、その要件に従って、その機能を実装するのだろうか? クライアント企業に言われたから実装するのか? マネージャーやディレクターに指示されたからロボットのように作業をするのか? そうではなく、顧客が欲しがるかる機能だから実装するのだ。背後にある論理やコンテキストに常に意識を傾けずに言われた通りに動いていると思わぬ方向に進むのは時間の問題だ。

2. わからなかった、疑問に思った場合にどう質問するのか?相手の反応を見ずに同じ質問を2度3度繰り返すのか? 3度同じ質問を繰り返すやつは無能である。質問する場合はポイントを絞って聞きたい論点を明らかにする。

3. 相手の質問に答える時は常に結論ファースト。yesかnoか質問が的外れかを指摘する。返答はワンセンテンスで意味は1つにして、必要ならサポーティングセンテンスを加える。常に相手の理解力と求めている内容を捉えて最適な粒度で正確に返答する。

4. 問題にぶつかった場合は、仮説思考で物事を考える。論点が何かを説明できるか? そもそも論点が何か概念的に説明できるか? 具体例を話せるか? 

5. 日本語や英語のスペルミスや変換ミスは許さない。細かいところに気を配れないやつが信用されることは絶対にない。細部に常に神は宿る。一方で、可能な限り短い時間で発言・返答する必要があるので、地頭は常に鍛えておく。瞬発力は重要。

6. MECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)力を意識する。どれだけ短い時間でブレイクダウンして、最も影響が大きい優先度の高い要素を見つけて施策を打てるかどうか。

7. 相手にどう動いて欲しいかはっきりさせる。相手に優先度の高い情報に気付いてもらうためのただの情報共有なのか、メンションをつけて期限を決めていつまでに動いて欲しいのかどうか。

8. 困っている場合は常に親切にする。粗暴なコミュニケーションを取るやつは信用を無くす。

9. 画像、動画やその他添付ファイルで情報共有する場合は必ず、伝えたい結論を明らかにする。あくまでそれらは補足情報であって、伝えたいことの補足情報でしかない。補足情報のみで相手に結論を探させるのはただのハラスメントだ。

10. 常に主体的に行動する。指示待ち人間は学校に行ってやり直す必要がある。

11. 他の人のコミュニケーションの改善ポイントや優れた面を見て、自分を客観視する。常にどの作業や行動している時でも己を鍛える。盗み取る。

12. 抽象的な感情論議論はしない。コードベース、ファクトベース、数字ベースで議論する。

13. 相手に進捗報告を催促されてる時点でゲームオーバー。そもそも、相手がアテンションコストを払う状態になっているので、追加で工数が発生している。常に、相手の負荷状態(ニーズ)を読み切る。

14. 時間意識を持ってアサインされているタスクに取り組む。危なそうならヘルプをだす。

15. ボトルネックになっている部分に徹底的にこだわる。プロジェクトはボトルネックを解消しつつ、同時タスク消化効率を上げるゲーム。

16. わからな場合は社内だけではなく、社外やフォーラムで恥をかいて質問する。仕事には、常に問題解決能力が求められている。社内が全てという認知能力の無さは論外。

17. Slack上やTeams上でのテキストチャットでは文字の装飾や見え方の工夫を行う。細かいところを意識しているかどうかで相手に対する信頼度が全く異なってくる。


以上、17個挙げた。日々改善点を見つけてこれからもパフォーマンスの向上を個人、チームともに頑張っていきたい。


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