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留学2週目に1日病院に費やした話

こんにちは。anaiiです。
なぜか急に手の指が腫れて病院にきています。


気になる症状があったら…これ試して!

日本にいたら自分で応急処置しておくか、治らなかったら近くの病院に行きますよね。原因不明なのと割と痛いのでどうしたらいいかいろいろ調べたところ、こんなサイトがありました。これはウェールズver.ですが、イングランドver.もあります。

下の方「How can we help you?」の「Check your symptoms」ところでキーワードを入れて症状を選び、そこからいくつかの質問に答えていきます。私の場合は、「finger injury」で検索して、見た目は通常と異なるか、48時間以内に症状が出たかなど3つほどの質問に答えると、次にどうすれば良いかアドバイスがでてきました。応急処置の方法とGP(かかりつけ医。イギリスに長期滞在する場合は登録必須)に行くことが勧められていました。

とりあえずGPへ

というわけで、GP(かかりつけ医)へ診察の予約をとりに行きました。電話でもできるのですが、私は対面の方が話しやすいので大学内にあるメディカルセンターへ。受付で指を怪我したからGPの予約をとりたいと言ったら、ここでは対応できないからと別の病院を紹介してくれました。どのバスに乗ればいいかも教えてくれました。

GPの次はEmergency Department

その日は課題をしなければならなかったので、土曜日に行くことに。その病院は24時間土日もやっているようなので、バスで1時間かけてその病院のEmergency Departmentにやってきました。

まず、受付で指を怪我したことを伝えると誕生日を聞かれ、IDを見せ、電話番号を聞かれました。私はGPに登録はしたのですがまだ手続きが完了していないかった(登録後数週間かかり、レターを受け取ったら完了)ので、誓約書のようなものも追加で書きました。

その後、待合室で10分も待たないうちに名前が呼ばれました。個室に2人看護師さんがいて、1人は症状を聞き取ってパソコンに打ち込み、もう1人は血圧と体温を測っていました。 イギリスは耳で体温を測るようです。5分ほどで終わり、「10時から病院が開いて、予約をとるからそしたら電話するからね。」と言われました。というわけで1時間半待つことになりました

アウトバウワー???

15分後ぐらいに電話がかかってきました。名前と生年月日を聞かれ、症状を聞かれ、11時半に予約が取れたからその時間になったら「GPアウトバウワー」の近くにいてねと言われました。

?????

アウトバウワー?

2回ほど聞き返しましたが、アウトバウワーにしか聞こえず、そういう場所があるのかと認識。そしてCosta Coffee(イギリスのコーヒーチェーン)の近くだよと言われ、なんとなく場所は分かったので電話終了。10時から診てもらえるのかと思いきや11時半からなんて、トータル3時間待つことに。まあイギリスなのでこれは想定内。

Costa coffeeの近くは待合室的な場所はなく、立って待っていたのですが、入口のセキュリティーのおじさんと入ってくる患者さんがGPアウトバウワーがなんとかと言っているのが何度か聞こえて、付近に行ってみると「GP out of hour」の文字が!「アウトバウワー」は「Out of hour」でした笑 するとセキュリティーのおじさんが、「何か困ってる?」と聞いてきて、「11:30に予約してるんだけど中で待てますか?」と聞いたら、「受付に聞くといいよ。」とインターホンで繋いでくれました。受付のスタッフはわざわざ外に出てきて「人がいっぱいで待つところがなくて、申し訳ないけど11時くらいにまた来てね。」と。分からないことだらけで病院に来たけど、皆さんとても丁寧に対応してくれて本当にありがたい。

座って課題でもしようと思い、Costa coffeeで時間を潰すことにしました。先ほど対応してくれたスタッフもドリンクを買いに来ていて、目が合ってニコッとしてくれて、ちょっと恥ずかしい笑

フラットホワイトとキャラメルブラウニーで1100円

11時過ぎにGP out of hoursのインターホンの前に来ました。どの番号押したらいいかの案内を見ていたところ、先ほどのスタッフが「ちょうど呼びに行こうと思ってたの。」と出てきました。名前も顔も覚えられていてびっくり笑

混んでいたらしく30分遅れで診察してもらいました。症状を聞かれ、腫れてるねと言われ、処方箋をもらいました。「感染症だけど骨が折れてるか知りたかったらレントゲンが撮れる病院に行くといいよ。」と近くのMinor Injury Units(MIU:軽外傷診療所)の住所と病院名のメモをくれました。近くと言っても今いる病院から1時間半弱の道のり。バスのデイチケットを持っているし、ここまで来たら行くしかないと思い、向かいました。

最終目的地MIU

バス停から病院までの途中で歩行禁止場所があり、そこを越えないと病院に行けなくて困惑。通りすがりのお兄さんにどうやって行ったらいいか聞いたら、途中まで連れて行ってくれて、今日はたくさんの人に助けられています。

14時過ぎにMIUに着きました。1〜2時間待ちの表示がありました。しかし、受付をしてから20分後に診察室に呼ばれました。処方箋はもらったんだけど、折れてるかどうかを知りたいからレントゲンを撮りたいんだと言いました。「レントゲンは撮れないよ。」「Infection(感染症)でantibiotics(抗生剤)が処方されているからそれを飲んだら治るよ。私たちができることはないから家帰って薬もらってね。」と。

え?

1つ前の病院のドクターは感染症が悪化しないように薬を飲んでね。骨が折れてるから知りたかったらMIUでレントゲン撮れるよ。」と病院名と住所を書いたメモまでくれたのに。無駄足でした笑

9時間の長旅、間もなく終了

そんなこんなで大学近くのバスステーションに戻ってきたのは16時過ぎ。Boots(ドラッグストア)で処方箋を出し30分後に受け取り(その間はちょうど買いたいものがあったのでTesco(スーパー)、ようやく帰ってきました。あぁ、長かった。そして驚いたことに薬は無料でした(薬の種類によって無料or有料があるのか、抗生剤だけが無料なのか、私はそこのところはまだよくわかっていません。)NHS(イギリスの保険)に加入していれば診察料は無料なので、今回かかった費用はバスのデイチケット4.7ポンド(約860円)のみ。今日は間違えて乗ったものも含めて長い間バスに乗っていたのできっと元は取れたはず笑

薬はまさかの1日4回が1週間分。大きさも日本のカプセルより1回り大きめ。多くない?!大きくない?!これで今日の驚きは終了しました笑 時間はかかったけれど、やることを終えてやっと安心して過ごせます。

薬1箱丸々くれるスタイル

Thank you for reading about my loooong jorney to hospitals! I'll work on my assignment soon today! See you all next time:)

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