『THE FIRST SLAM DUNK』雑感0、つまり……『第ゼロ感』って、コト!?

要は前置きです。視聴動機の提出。

ネタバレを含みます。

安西先生という人にバスケがしたいと告げる子が居るくらいのことしか知らないまま、掲題の映画を観に行った。流行っているので。私は割とミーハーで、なんだかタイムラインで流行っているからという理由で『少女☆歌劇レヴュースタァライト』を総集編映画まで一気見し、その足でそのまま『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』を観に行って、まんまとドハマりしたことがある。騒いでいる界隈は違えど、タイムラインのざわつき度合いからなんとなくそのときと同じバイブスを感じて、行くことにしたのだった。
面白かった。非常に素晴らしい映画だと素直に思った。主人公——確か原作では主人公ではなかったはずの彼、がめちゃくちゃかっこいい。好き。だがなんの前情報も持ち合わせておらず原作も未読の私では、お恥ずかしながら、相手チームの坊主の区別がつかなかったし、中学生のリョータくんに1on1を仕掛けたのが若かりし(今も若い)ミッチーくんであることにも気づけなかったし、リョータくんが彩子さんにベタ惚れだなんて知らないし(失恋した!)、無音シーンの口パクでなんて言ってるのかなんてわかりっこないのであった。
原作を読もう。過去アニメも観よう(ありがたいことにPrime Videoで配信している)。もっと宮城リョータを理解したい。だがネット上のあらゆる感想や、フォロワーからの話を聞くに、たぶん原作では宮城リョータくんについて「ザファ」以上の掘り下げは入らないようだ。代わりに宮城リョータくんのめちゃくちゃかっこいいシーンを教えてもらった。23巻にあるらしい。はい読みます。別に、リョータくんについて識ることができなくても、超名作漫画・アニメなのだから触れない理由にはならない。今回映画が流行らなくても、いずれ履修しようとは思っていた。
しかしその前に。
又聞きながらちょっと知識をつけた今、「わからない」ところを補完しようとしていた頭のリソースを解放した状態で、もう1回映画館で「ザファ」を観て、リョータくんの半生をまた味わいたい。
できれば音響のよいところがいい。音響が素晴らしい映画館だと、「無音が聴こえる」と言うではないか。なにそれ、是非とも体感してみたい。
そして爆音で『第ゼロ感』を浴びたい。
正直最後が主目的である。『第ゼロ感』、めっちゃかっこいい。そんなに詳しくはないけれど、ミクスチャーロックが好きだ。歌詞もリョータくんを強くフィーチャーしていて、泣ける。
行くか。
というわけで、原作や過去アニメを踏襲せずにとりあえず2回観てみた者の感想が下記になります。

初見感想(本編)

2回目感想(来週水曜更新)

https://twitter.com/anagramargura
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