見出し画像

案外そばで死にかけてる人がいるかもしれない〜anagonの日記 12/22〜

はじめに

土日は恐ろしく生活リズムが崩れるような生活をしていますあなごんです。

to doリストはありますが、何か1つやるのにとてもしんどくなって、結局やらないというのの繰り返しです。
ツケがどっかで回るといつも思いながら、なかなかやれず、そしてその回ってきたツケもなんだかんだ終わるというダメなループに入ってます。ぴえん

①今日あったこと

1.レポート書き上げた
中央アジア関係の授業を後期はとっていて、その授業のレポート課題を片付けました。

ウズベキスタンの国民教育を地域コミュニティであるマハッラでのインフォーマル教育に着目して、そこからこれからの日本の国民教育がいかにされていくべきかみたいな感じで書いたんですけど、

恐ろしく文献数が少なく、しゃあなし英語文献も当たったんですが、それもあまりなく。

指定文字数を大きく上回ったわりに、全然納得のいくレポートが書けませんでした。

まぁ努力だけでも認めてほしい。


②今日思ったこと

1.まだ世の中は知らないことだらけって話
論文をあたってここまで文献が少ない(というより狙ったテーマの文献が少ない)のは初めてだったので、びっくりしました。

だいたいのことはネットに載ってたり、誰かが研究してるもんだと思っていたのですが、意外とそんなこともないらしい。

そうなると、世の中には全然誰も調べてなくて、ネットにも載ってなくて、誰も知らないことや、
研究者は知らないけれど、なんでもない地元のおばあさんが知ってたりすることとかたくさんあるんだろうなぁ
と思いました。

と同時に、あの人なんでも知ってるなぁって人とか、凄そうな人も、案外知らないことはまだたくさんあって、相手が神でもない限りはそこまで萎縮しなくていいんだなって、知らないことは知らないと言ってもなんら問題はないなぁと思いました。

2.今日も何処かで誰かが死にかけてる話
今僕は東京貧困女子という、若年の女性の貧困についてノンフィクションの本を読んでいるのですが、
想像を絶するような「苦学生」なんて言葉で片づけられないような女性の語りがたくさん書かれています。

寝る前に読むと気が滅入るのですが、特に僕が絶望したのは、
最難関国立大学に行って、さらには海外留学まで行った女子大生が、家庭の貧困や家庭内暴力から、心を患い、奨学金の返済に追われ、体を売り、さらに心が蝕まれ、うつ病と診断され、自傷行為を繰り返し、精神病院に入り、1年以上寝たきりの生活をしているという現状です。

そしてそれに対する親世代の心無い中傷や、彼女らの体を買う大人たちがいる現状に気分を害しました。

僕は、お金がないと言われつつも、なんだかんだ学費を出してもらったり、奨学金も借りないで済んでる学生なわけですが、そういう環境にいると、自分の周りにこう言った学生がいるとは思いもしない、というより思えない。

もしかしたら、隣に座って講義を受けている女子学生が体を売っているのかもしれないし、男子大学生が違法なスカウトなどの仕事に手を染めている可能性もある。そう思うと、僕は何を思えばいいのか。と考えてしまいます。

お金のなさや、幼少期に受けた虐待などは、正常な判断に異常をきたして、学力が高くても(現状からの逃避として優秀な大学に入学ケースもある)誤った判断をしてしまうことに至らせる。

僕には一体何ができるんだろうか、彼ら彼女らに手を差し伸べることはできるのだろうか。
多分僕は結局無力なんだと思います、だからせめてこう言った現状を頭に入れて、知識を入れることしかできない。

正直僕も一度、街中で見かける高収入な女性のお相手をするバイトのポスターにあった連絡先に電話をかけたことがあります。そうしないとお金がなくなりそうだったから。
結局調べたら詐欺だとわかったのでやりませんでしたが、お金がない学生が、自己破産相当の奨学金という借金を抱えて社会に出る不安から、時給の高い性産業に行く図式は容易に想像できるし、何よりそのアクセスがしやすくなってる時代です。

あまりに辛すぎる。
優秀な学生が、やむを得ず犯罪に手を染め、体を売る現状を、彼らを使う大人たちはただただ消費するだけ。
あまりに酷すぎる。

③今日の歌詞「綺麗事だとしてもそんな世界を僕は望んでるんだ」

初めてになるコーナーは、このコーナーを用意してしまったからには定期的に曲を書かなければという気持ちになるだろうという理由でつくりました笑

ここ3ヶ月ほどまったく曲を作らないという状態のなので、非常にまずいなと思ってます。

さて今日は「綺麗事だとしてもそんな世界を僕は望んでるんだ」というタイトルの曲です。

今日もどこかで誰かが恨みに満たされて
今日もどこかで誰かが悲しみにくれて
今日もどこかで誰かが怒りに身を任せて
今日もどこかで誰かが自ら命を断とうとしてる

ねぇ僕にできることってあるかい
こんなに小さな僕だけど
ねぇ僕にできることってあるかい
こんなに未熟な僕だけど

誰も悲しまない世界を
誰も憎みあわない世界を
誰も光を失わない世界を
綺麗事かな?でもね
そんな世界を僕は望んでるんだ

今日もあなたが誰かに憎まれていて
今日もあなたが誰かに妬まれていて
今日もあなたが誰かに笑われて
今日もあなたが誰かに殺されかけてる

ねぇ僕にできることってあるかい
こんなに小さな僕だけど
ねぇぼくにできることってあるかい
こんなに未熟なぼくだけど

愛に満たされた世界を
偽りのない世界を
幸せに満たされた世界を
綺麗事かな?でもね
そんな世界を僕は望んでるんだ

誰も望んでないんだ
誰だって望んでいるんだ
小さな泡に終わったとしても
何も生まないよりはマシだろう?
さぁ

誰も悲しまない世界を
誰も憎みあわない世界を
誰も光を失わない世界を
綺麗事かな?でもね でもね
愛に満たされた世界を
偽りのない世界を
幸せに満たされた世界を
綺麗事かな?でもね
そんな世界を僕は望んでるんだ
心から

歌詞はこんな感じです。
毎日悲しいニュースがあって、隣や目の前に座っている誰かが、もしかしたら死にそうなくらい大変な思いをしている可能性がある今の世の中で、特に何も僕はできないかもしれない。

何かを歌えば、何か言えば「綺麗事だ」と揶揄されるような生きづらい世の中です。

いや、でも綺麗事が綺麗事にならない世界なら、それに越したことは絶対なくて、せめて願うことくらい綺麗事だっていいじゃないか。

みんながそう願っているなら、世界はその方向に進むと思うし、でもみんながそう願うのがまだ難しいのなら、僕だけでも心の底から望んでいよう
そう思うわけです。


終わりに

気付けばクリスマスがもうそこですね。
クリスマスくらい毎日が平和ならいいのになぁって思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?