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昇華は終わらない〜anagonの日記 12/29〜

はじめに

広島に来て3日目、本当に人生がより輝く素敵な体験をたくさんさせてもらってます。

今日は本当に久々に泣いた日でした。

①今日あったこと

1.大策さんの空手ワークショップを受けた
大策さんの空手ワークショップは今回で3回目、毎度本当にハッとさせられる大切なメッセージや心がけを活人術の実践の中で教えていただき、
その度に心が引き締まる体験をさせていただいてます。
詳しくは下で。

2.弁論した
「過去の自分へのメッセージ」というテーマのもとに、広島の温かい皆さんの前で弁論させていただきました。最高の体験でした。
泣きました。下で詳しく書きます。

3.中田雅史さんのライブを見た
テロワールミュージシャン中田雅史さんのライブを見ました。
今までにない音楽体験をしました。こちらも下で詳しく書きます。

4.夜通しいろんな話をした
弁論が終わって、ななこや大策さん、くれは、和智、ひろむ、かずとたくさん話しました。

めちゃくちゃ楽しかったやー。

②今日思ったこと

1.愛と感謝の話
大策さんの空手のワークショップを受けると、本当にたくさんの大事なことを実践を持って、すっと心に入ってきます。

たくさんあって感覚ではわかっていて実践に移すことはできるけど、言葉になぜか毎回まとめられなくて、日常の中で忘れがちになってしまうので、
忘れぬように、ここにキーワードを並べつつ、忘れた時の僕のために書き記しておきます。

**「愛する」「感謝する」「祈る」という行為を忘れないという日常的な「修行」を常に行うこと。真心をこめれば、そうすれば調和する。 **

2.昇華は終わらないって話

合宿の中の一大コンテンツとして、「過去の自分へのメッセージ」の弁論を作って発表するというものがありました。
正直過去の自分と向き合うのはもう死ぬほどやったわって思って、昇華しきったと思っていたので、楽をしたくて、何度も話して、曲にして、書いた小学校二年生の時の弟の病気を経験した時のことについて書きました。

淡々と文章を書いていく中で、当時の自分のもとに今の自分が行けるとした時に伝える言葉は何かというところで筆がピタリと止まりました

その時には十分に向き合ったけど、何をその時の自分に伝えるかということは考えたことがなかったのです。

過去の自分がいるから、今の自分がいる。
つまり過去の自分の選択はその時は失敗だと思ったり、後悔の対象だったとしても、その選択がなければ今の自分はないのだ。つまり過去の自分は愛すべき存在なのである

そこまではもうこれまでの内省でわかっていて、実際すでに愛すことができてました。

ただ、その過去の自分にどんなメッセージを送るかについては考えたことは一度もありませんでした。

そこで目の前にあの時の自分がいて、彼を抱きしめているのを想像して、自然と心に出てくるメッセージを探しました。

出てきた言葉は、「さみしいよね、辛いよね。わかるよ。でもね君は将来絶対にたくさんの愛情に包まれてるよ。そしてそれはきみのおかげなんだよ。本当に本当にありがとう。」

素敵な温かい心を持った人たちの前で、この言葉を弁論の本番に読み上げている時、自然と涙がこみ上げてきて、温かい気持ちになって、心から過去の自分を愛せました

昇華していたはずの過去は、まだ完全に昇華してなかったと知りました。

きっと昇華は完全に終わらずに、ずっと続くのかもしれないと思いました。

3.人が光に見える時の話

そこにいるすべての人が心を開いているような素敵な空間にいる状態でそこで目を閉じると、そこにいる人たちが光に見えるようになります。
そして、目を閉じてみる光の数と、目を開いてみる人の数は不思議なことに合致していて、その一つ一つの光が糸のような細い光の線で繋がっていきます

ここ最近そんな空間にいることが多く、すごく神秘的で、温かくて、幸せな気持ちになります。

人は心を開くと眩しい光を放ち、それぞれがすべてつながっていくんだと思います。

いつか、どんな場所でもそこで目を閉じたら、そこに光が溢れるような社会に、世界になったらと思います。


4.神は赤ちゃんって話

雅史さんのライブで不思議な体験をしました。
音楽に自由にノッて体を動かし、音楽が急に止まった時に瞑想をするという、なかなかクセの強い演目があったのですが、

瞑想したとき、
まず人がすべて光に見え、
それぞれが細い光の糸で繋がり、
その糸が束になって上と下に伸びていき、
上に伸びたその光の幹はどんどん空へと伸びていき、宇宙に行き、
最初に二次元キャラクターの女神みたいなものに出会います。
その次に髭もじゃの神らしきものに出会います。
でもどちらも本当の神ではなくてどんどん幹は上に上がります。
最終的に光はもじゃもじゃの塊になり、それをどんどんクローズアウトしてみていくと、脳みそになり、さらにそのまましていくと最後あかちゃんになりました。

ただのイメージなのかもしれないけれど、もしかしたら神様は赤ちゃんの時から人間の体に宿っているものなのかもしれないとも思いました。

5.いい音楽を作りたいそれだけだって話

合宿最終日の夜、朝7時まで大策さんとかずきと話した中で、大策さんに
「あなごんは音楽が大好きなんだよ。いい音楽をつくりたいんだよ。」
と言われました。

その言葉を言われたとき、僕はハッとしました。
「あぁ、僕はいい音楽を作りたいだけなんだな」
と思いました。

僕は歌をやりたいのか、曲を作りたいのかどっちなのかという悩みを最近持ってました。

考えた結果どちらかと言えば作りたい側だろうという答えを出してはいたのですが、
今日のその言葉で、そもそもどちらかを選ぶというのが本質的ではなくて、僕は結局
「いい音楽を生み出したいだけ」なんだ
と気づきました。

自分がいい音楽を生み出す上で、それがすべて僕である必要はない。

僕よりも僕の望む音楽に合っている人がいるのなら、ボーカルはその人に、ギターはその人に、ドラムはその人にというように、

ただただいい音楽に必要なピースを集めて、必要なら自分が作り歌い、自分よりもその音楽のピースになりうるひとがいるなら、その人が作ったり歌ったりしていい。

僕はただいい音楽を生み出したいだけなんです。


6.表現したいものをすべて表現したいって話

今ミュージシャンのanagon像とか、僕の写真の雰囲気とかというものができてる状態で、それはすごく個性が出てるという意味ではいいのですが、

時々その自分のテイストに合わないものを作りたい時もあります。
でももうできてる自分のテイストがあるから、結局出さないままということが多いです。

また大策さんの言葉なのですが、
「表現したいものは全部表現していいんだよ」という言葉を聞いた時、

全部出していいんだなって楽になりました。

もし今の自分の名義で出すのが怖いなら、別の名義で出したっていい。

表現したいものは全部表現してみたらいいという、単純だけど、表現をすればするほど難しくなっていくことを、やってみようと思いました。

終わりに

素敵な1日でした。
胸がいっぱいでした。
いい年末です。


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