居場所として求められるサービスをつくりたい / クラウドワークス社員インタビュー
「クラウドワークスではどんな人が働いているんだろう?」
「どういう仕事ができるんだろう?」
とクラウドワークスに興味をお持ちのあなた。
この記事は、そんなあなたにお届けする、クラウドワークス社員インタビューです。
インタビューにお答えいただいた澤田さんは、前職では50人の部下を束ねる立場になりましたが、「もっと違う世界が見てみたい」とマーケティングができるお仕事を探し始めます。そこで出会ったのがクラウドワークスでした。
クラウドワークスのどんなところが魅力的なのか?
お仕事をする中で抱いた思いとは?
転職をご検討中の方はもちろんのこと、新卒の方も参考になるお話が満載です。ぜひご欄ください!
(取材日:2022年1月下旬 オンラインにて)
話し手:澤田さん
2021年12月、株式会社クラウドワークスに中途採用で入社。
社長室ワーカーエクスペリエンスチームに所属し、クラウドカレッジのマーケティング・企画・運営を担当。大学では経営学を専攻し、小中高大と野球部一筋。人と会って話すことが大好きな25歳。
聞き手:アナ
Webライター。クラウドワークスでライティング案件を受注する在宅ワーカー。クラウドカレッジ「取材ライティングコース」1期生。
■クラウドカレッジのマーケティング・企画・運営を担当
――クラウドワークスでの現在のお仕事について教えてください。
澤田さん:中途採用で入社し、社長室ワーカーエクスペリエンスチームに所属しています。内容がイメージしにくいと思いますが、クラウドワークスでお仕事を受注するワーカーさんの体験(Worker Experience)の向上を目指すチームです。
僕はクラウドカレッジ(※)のマーケティング・企画・運営を担当しています。
――クラウドカレッジ受講者用チャットツールで澤田さんの投稿を拝見しました。日常についてのつぶやきや、ワーカーを気づかう言葉など、親しみが持てる内容なのがとても印象的でした。
澤田さん:ありがとうございます。光栄です! 受講者用チャットツールの運営にも関わっていて、「こういう投稿をしたら盛り上がるかな、受講生のみなさんからのスタンプが増えるかな」などと考えながら、頑張っているところです。
みなさんの生活の邪魔にならない程度に、受講者用チャットツールが活発になるようにいろいろと試行錯誤しています。
■フルリモート・フルフレックスで自由に働ける
――普段はどのようなワークスタイルなのですか?
澤田さん:弊社では現在、フルリモート・フルフレックスを導入しているため、僕は在宅で仕事をしています。出社日、コアタイムもないので、本当に自由なスタイルで働くことができていますよ! 一応、理由なくむやみに深夜や早朝に働くのはダメですが、そうでなければ問題ありません。
社員とはチャットツールでつながっていて、メッセージのやりとりができます。チャットツールで、「今から子どもを迎えに行きます」「病院に行きます」と仕事をいったん抜けたり、「戻ったのでまた始めます」と仕事を再開したりといったやりとりをよく見かけますよ。とても働きやすい環境だと思います。
――時間や場所を限定せずに働けるところは、私のような在宅ワーカーとスタイルがとても近いと感じました。
澤田さん:そうなんですよ。弊社は時間や場所にとらわれない新しい働き方をワーカーさんに提供しています。そのような会社の社員が全員9時から18時までオフィスでギチギチに働いていたら、なんだか説得力がないですよね(笑)。
そういう意味では、社会に発信している内容と、社内の実情がほぼ一致していますし、できるだけ100%一致に近づけようと努力する姿勢が感じられる点がいいなと思っています。
■前職で感じたマーケティングの課題
――クラウドワークスに入社する前は、どんなお仕事をされていたのですか?
澤田さん:新卒で都内のベンチャー企業に勤めていました。入社当時はまだ社員が少ない時期だったのでみんなで営業をしていたのですが、だんだんと社員が増えてきて、人事部を作る必要が出てきたんです。
そこで、僕が人事部の立ち上げに関わることになり、最終的には人事部長と営業部長を兼務する形になりました。入社から2~3年で部下が50人ぐらいになったんですよ。
――そんなにたくさん部下がいらっしゃったんですね! 転職を考えるきっかけはどのようなことでしたか?
澤田さん:正直なところ、僕より年上の30代や40代の部下を持つようになって、目標を見失ってしまったんです。「この人に教えてほしい」「この人を追い越したい」という気持ちがなくなってしまって。また、「今の自分はこの会社だから通用しているだけだ」という考えもありました。
「広い社会に出たら、自分は通用しないのではないか」というおそれから、「挑戦するなら今しかない!」という気持ちになって。そこから転職活動を始めました。
――新しい世界に踏み出したいというお気持ちがあったんですね。
澤田さん:同時に、その会社で課題として感じていたのは、ビジネスモデルが古典的すぎるところでした。はっきり言ってしまうと「物を仕入れて売るだけ」のビジネスだったんです。その売り方には工夫がなくて、とにかく数をこなすことを重要視。僕の新人営業マン時代は、1日に担当するテレアポ数が300件もある、なんてことがざらでした。
そういう働き方を経験して、「経営戦略に工夫がないと、営業マンに負担がのしかかってしまう」と強く感じていたんです。つまり、マーケティングの問題ですね。
会社として経営戦略を組み、しっかりとマーケティングをしていった先には、もっと違う世界があるんじゃないか。「それを実現できる会社に入ってみたい」「マーケティングをしてみたい」と思うようになりました。
とはいえ、本当の意味でマーケティングができる職って、意外と世の中にないんですよ。「マーケティング」と言っているだけで、実は広告代理店の営業だなんてことがよくあるんです。
そんな状況で出会ったのが、クラウドワークスのワーカーエクスペリエンスチームの求人です。このポジションは、本当の意味でマーケティングをやらせてもらえる企画職という点が魅力的でした。
■入社の決め手は「面接の設計」と「会社のミッション」
――まさに澤田さんが求めているお仕事だったんですね。最終的に、クラウドワークス入社の決め手となったのはどのようなことだったのですか?
澤田さん:入社の決め手は主に2つあります。1つ目は、最初の採用面接でワーカーエクスペリエンスチームリーダーの田中健士郎(https://twitter.com/tkenshiro)が面接官として参加していたことです。
ご存知の方もいると思いますが、田中は“働き方エバンジェリスト”として活動し、クラウドワークスの価値観や働き方についての考察をSNSなどで発信しています。そのような立場の人が最初の面接に参加していたことに感銘を受けたんです。
僕は前職で人事の責任者をしていたこともあり、“採用面接の設計”に敏感なところがあります。採用面接はとても工数がかかる業務なので、たいてい、選考が進んで候補者が減った段階で初めて要職の方が出てきます。
ただ、これは僕の持論ですが、本当に人を大事にしている会社、一期一会の思いがある会社はそうではありません。最初の面接でその会社やチームのシンボルとなる人、魅力や能力がある人が出てくるはず、という考えが僕にはあります。
クラウドワークスがまさにそういう会社でした。田中が最初の面接に参加していたことで、「おもしろそうな会社だな」と思ったんです。
――入社の決め手2つ目はどのようなことでしたか?
澤田さん:2つ目は、クラウドワークスの事業内容や、「個のインフラになる」というミッションに共感したことです。
前職で人事の責任者をやっていたこともありますし、社会人になってからというもの、まわりの友人から仕事の悩み、職場での人間関係の悩みを聞くことが増えたんですよ。その経験から、「人は何で働くんだろう」「本当に働かなきゃいけないのか」という問いを持つようになりました。
一般的に、就職活動って「会社に就職する」前提のもとに「どの会社に行くか」という選択肢があって、それ以外の選択肢が少ないですよね。
僕は、これはあまりよくないなぁと思っているんです。もっと気軽にいろんな人が「自分で仕事をする」という判断をしてもいいんじゃないかなって。「いつでも自分で仕事ができるけど、好きだからこの会社にいるんだよ」という人がいれば、世の中が変わるんじゃないかと思うんです。
多くの人は「今の会社で働くしかない」という感じで勤めているから、「勤務時間が長い」とか「上司がめんどうくさい」とか文句を言う。「自分でできる」という自信やスキルがある状態なら、そうはならない。「自分はこの会社にいたくて選んだのだから、そんな文句を言っている場合じゃない!」と考えられるんじゃないでしょうか。
クラウドワークスは、「個のインフラになる」というミッションのもと、フリーランスなど個人の方にさまざまなお仕事を紹介し、収入を得られる機会を提供しています。この会社なら、僕が今お話ししたようなことに対する答えが見つけられそうだと思ったんです。
■クラウドカレッジに感じる「社会貢献」の可能性
――クラウドワークスの方向性と澤田さんのお考えが一致したんですね! お仕事をしていて、どのようなことにやりがいや楽しさがありますか?
澤田さん:僕が担当しているクラウドカレッジは2020年に開校した比較的新しいサービスなのですが、ビジネスとしても社会貢献としても、とても可能性を感じています。
とくに社会貢献については、「本当に社会に求められていることができている」という実感がありますので、それがやりがいや楽しさにつながっていますね。正直に言うと、仕事というよりも、好きなことをやっているような、趣味に近い感覚です(笑)。
職場の環境としては、社員には優秀な人が多く、自分よりも高い視座で物事を考えている仲間がたくさんできました。とくに僕が所属するチームは、全員がまるで個人事業主のようで、放っておいても仕事ができるんです。そんな仲間と一緒に協力して仕事ができることにもおもしろさがあります。
最近は、友人に会うと「前の会社にいたときよりも明るくなったね」「生き生きして楽しそうだね」と言われることが多くなりました。周囲のみなさんのおかげで、充実した日々を送らせてもらっています!
――逆に、大変だな、と感じる場面はありますか?
澤田さん:ない、に近いですね。もちろん、入社してから新しい環境に慣れるまでに戸惑ったことはたくさんありました。
たとえばクラウドワークスの社員は、ペンと紙でメモを取らず、パソコンでメモを取るんです。そのことに慣れるのには時間がかかりました。また、フルリモート・フルフレックスの勤務スタイルに順応したり、専門用語の意味がわからなかったりすることにも苦労しました。でも、いずれも一時的なものです。
それ以外の定常的なところでは、これからも続きそうな大変さはあまりないのかなと感じています。
■人が“居場所を求めるとき”に提供できるサービスをつくりたい
――充実したお仕事ぶりがうかがえます。これからはどのようなお仕事をしていきたいですか?
澤田さん:先ほどお話ししたように、クラウドワークスでは、「個のインフラになる」というミッションを掲げています。僕個人としてそのミッションをどう体現するかという点においては、「居場所をつくりたい」と思っているんです。
家庭でもなく、職場でも学校でもない、それ以外の場所があることによって、人生がさらに豊かになると僕は考えています。クラウドカレッジは、その居場所に近いのではないでしょうか。
クラウドカレッジのオンラインイベントや受講者用チャットツールでは、本名を明かす必要はないですし、お顔を出さない方もいらっしゃいます。それでも、なんとなく信頼関係がある。そんな環境だからこそ、気軽にコミュニケーションがとれますよね。
そういう意味では、今のクラウドカレッジは“学びの場”の色が強いですが、付属的側面としては“コミュニケーションの場”でもあります。僕は、その“コミュニケーションの場”という側面の占める割合が、もっと大きくなってもいいのではと考えているんです。
――私もオンラインイベントや受講者用チャットツールでみなさんとコミュニケーションをとることができて、クラウドカレッジが心の居場所になりつつあると感じています。
澤田さん:僕自身もそうですが、人は常に居場所を求めていると思います。今はとても便利な世の中になりましたが、だからこそ、これから人にとっては「安心感」や「心の充足」、「自分の存在意義」がより重要になってくるでしょう。
そうなったときに、ひとつの答えとしてクラウドワークス、そしてクラウドカレッジが何かしらの形でサービスをご提供できるようになっておきたいと考えています。
たとえば、事情があって学校や会社に行けなくなった人が、クラウドカレッジでライティングを学ぶ。そして、クラウドワークスで仕事を見つけ、お金を稼げるようになって、ある程度生計が立てられるようになる。クラウドカレッジの中には仲間もたくさんいる。
そうなったら、それが良いかどうかは別ですが、「果たして、リアルのコミュニティは必要あるのか」という話になる。そのくらい、クラウドワークスやクラウドカレッジは可能性を秘めていると思います。
――今のお仕事にやりがいを感じるだけではなく、クラウドワークスやクラウドカレッジの未来も見据えていらっしゃるんですね。
澤田さん:ええ。でも、僕がまず手をつけられるのは、受講者用チャットツールが盛り上がるようにすることです。微々たる一歩ですが、そういうところから少しずつチャレンジして、「居場所づくり」を実現していこうと思います!
――貴重なお話、ありがとうございました!
インタビューが始まってから終わるまで、ずっと笑顔で楽しそうにお話ししてくれた澤田さん。「今の僕を見て、つまらなそうって思う人は世の中にいないんじゃないでしょうか」という言葉が飛び出すほど、クラウドワークスのお仕事を楽しみ、やりがいを感じていらっしゃるようでした。
クラウドワークスのお仕事に興味がある方、「個のインフラになる」というミッションに共感する方、ぜひクラウドワークスの採用情報ページにアクセスしてみてください!
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