コロナ・気候変動・中国・サイバー・ロシア=今の投資テーマ?(英文付き)
今週後半のG7サミットにむけて,米国の大統領報道官がテーマとして,コロナ・気候変動・中国・サイバー・ロシアの5つを上げていた。
確かにこれらは,米国にとって喫緊の課題と言えるのだと思う。それと同時に,これからの投資に関するテーマとなることも結構はっきりしているのではないだろうか。
今後のマーケットはこれらのテーマに沿って動いていくと思う。
どの銘柄がどのようにこれらのテーマに影響を受けるかは,一概に決められないし,思いもかけない産業・銘柄が大きく影響を受けて業績が乱高下する可能性もある。
国内では,このテーマがまだ大きく報道されていないが,先日の法人税最低税率の合意の時のように,突然と言った感じで国内報道にも登場してくると思っています。その時には既にマーケットは大きく反応しているのだと予想しています。
(英訳版)
COVID/Climate/China/Cyber/Russia=Current Investment Focal Points?
At the start of this week, US President's Press Secretary made a comment for the G7 summit meeting as COVID/Climate/China/Cyber/Russia. US should be most concerned on these issues and at the same time it is rather obvious that they are most relevant investment themes for the days to come. The market will fluctuate in line with these issues. I am not sure which industry or companies will be affected by these themes but we might be surprised by unexpected fluctuation of the share price of the industry that seems far from getting the impact of these issues.
Japanese media does not report much on the comment but they would almost abruptly report on that as they did on the agreement of 15% corporate tax by G7. By the time that happens, the market would have reacted on it already.
<この記事を書いた人>
松本悦雄(まつもと えつお)
通称「マックス松本」。CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を保有。長年、日系ノンバンクでロンドンほか海外現地法人の経営に携わる。帰国後は商品ファンド投資・運用会社の役員に就任するなど、豊富な自身の経験を基に、初心者にもわかりやすく、かつ実践的なセミナーや相談を行っている。