やっぱり分散投資は強いな（英文付き）

今日(5月11日)は日経平均が1000円近く下落した。

下落の内容についてのメディア解説では，金利上昇でハイテク銘柄の人気が離散したとか，いろいろ講釈が載っているが，US株は全体としてはほとんど下がっていなかったし，日本でもReitは全体として若干の値上がりを維持している。

確かに日本株では大幅に下げている銘柄が目立つが，US株等を含めて金融商品と銘柄を分散させておけば，日経平均の見た目ほど下げがきつい訳ではない。

個人投資家としては，これまでの銘柄・地域・時間軸等のリスク分散の効果を感じさせられる一日だと感じました。

（英訳版）

Risk Diversification is the virtue

Today (May 11) Nikkei 225 dived nearly ¥1000-(-2.7%). There are various comments like higher interest in US pushed the IT names down etc. but the US index did not suffer much yesterday. In fact, the JReit index slightly gained in the market. It is true that so many Japanese stocks went down heavily but careful risk diversification of names, country and timing etc could make the damage rather limited. Today's market made me convince that the risk diversification is the virtue for private investors.

＜この記事を書いた人＞

松本悦雄（まつもと　えつお）

通称「マックス松本」。CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を保有。長年、日系ノンバンクでロンドンほか海外現地法人の経営に携わる。帰国後は商品ファンド投資・運用会社の役員に就任するなど、豊富な自身の経験を基に、初心者にもわかりやすく、かつ実践的なセミナーや相談を行っている。