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きょうのメモ。


この風景を先人たちも見ていたのだろうか、と思うとグッとくる瞬間がある。

音楽として、絵画として、文章として、この光景を表現してきた人たちがいて。今日はひさしぶりに、そんなことを思わずにはいられない夕暮れだったなぁ。

「自分たちが納めたお金をどう使うか」

これは地方自治において、とても大事な視点だと思っていて。わたしが地元で大小様々なプロジェクトに関わるのは、お金の使い道を一市民として一緒に考えていきたいから。

自治体を1つの会社に見立てた時、独自で稼げる力があれば、すべてはその土地で完結できると思っていて。これは決して、私たち市民を囲い込みたいという訳ではなく、持続可能な自治体をつくりたいということ。

単純にたくさんの人が住んでいれば、それだけ地域が潤う。(一人あたりの年間消費額は確か、124万円だったかな)

人口減少が叫ばれている日本において、これからすべての自治体の人口が右肩上がりに増えていくことはまずない。移住促進や関係人口創出は増えすぎた都市部の人口を緩和するための施策だけれど、そこに譲れない暮らしがあるのなら、無理に田舎に来なくてもいいと思う。

では、どうやって地域の暮らしを良いものにしていくのか。


地域が一定循環していくためには、経済の活性化も欠かせない(と、今は思う)。お金だけが生活のすべてではないけれど、お金があればできることの幅も広がるもんね。

マズローの5段階欲求のなかで「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」が満たされている状態を、お金をかけることで保てるのであれば、きちんとお金をかけてほしい。

倫理観が機能してているのであれば、お金は決して悪じゃないし、むしろ地域内でどんどん循環させていけたらいいな。


個人的な見解としては、芸術やスポーツの振興、国際交流の推進は、土地の力を向上させる有力な要素だと思っていて。

そういう分野を盛り上げるのに、自分が納めた税金を使えるのなら、税金をしっかり納めていける方法をもっと考えていきたいような気がするな。

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