旅は「わたし」の五感を育て、許すことを教えてくれる。
好奇心は、最大の防御なんだと思う。「わたし」を守るためのもの。
好奇心は、「わたしを変えてもいい」という
覚悟(あるいは無意識の衝動)があるってことなんだ
12月26日の『今日のダーリン』より。
好奇心のおもむくままに動いていると、思いもしなかった景色に出会えることがある。
その「おもしろさ」や「たのしさ」を一度味わってしまうと、たとえ先を予測しづらい場面でも、そんなに慌てなくなってくるし、むしろ、たのしめてくる。最後はどうにかなることを知っているし、案ずることそのものを放棄してしまう。
内側からやってくる「好奇心」は、だれのものでもない「わたし」のもの。簡単に他者がどうにかできるものではないのだと思う。そして、「好奇心」は時折、わたしを守るための盾になる。
そういった「好奇心」を培うチカラが、旅にはあるなと思っていて。
特に、日本から離れる旅。
少し無理はあるかもしれないけれど、バスケ部時代に言っていた「攻撃は最大の防御」ということばとちょっと似ていて、目を輝かせながらまちを歩いている間は、そこが海外だろうと道に迷わなくなってくる。それは、否が応でも自分の足で歩く “しかない” 状況だからだと思う。
だからこそ、情報の受け取り方がいつもよりも研ぎ澄まされるんだろうな。異文化の国を尋ねる度に、じぶんのなかの「当たり前」をひっくり返してくれるから、その分発見できることも多い。
旅は「わたし」の五感を育て、許すことを教えてくれる。
好奇心のおもむくままに、これからも旅を続けたい。
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本日のアイキャッチは、保井崇志さんのお写真をお借りしました。ステキなお写真をありがとうございます!
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