ちいさなまちで暮らすわたし達のアイデンティティ。
自分たちの「アイデンティティ」をみえるかたちにしてみたら、おもしろいのではないか。
そんなことを考えているとついつい手が滑ってしまい、奇妙なキャラクター「かめじん」が生まれました。
かめ-じん 【亀人】
(名)亀岡で暮らす人たちが、自分たちのことを呼ぶときに使うことば。
この度、「かめじん」にあたらしいなかまができました。微力かもしれないけれど、かめじんを通して「亀岡」のお出かけがたのしくなったらいいなぁ。(ありがたいことに次のなかまを描きはじめているところです。)
おもしろがって描いてみたものを、一緒におもしろがってくれるだれかがいること。これもひとつの承認のかたちとアイデンティティの形成につながるのではないか・・なんて固いことは言ってはいけません。あくまでこれは、わたしの趣味です(笑)。
ただ、文化・観光都市の横にある、ちいさなまちで暮らすわたし達のアイデンティティって一体なんなのだろう。
いますぐに断言はできないけれど、それはきっと、風情ある城下町でも悠々とした田園風景でもなくて、そこで暮らす「わたし達」がつくり出しているものではないかと思っています。(もちろん、暮らしている環境に附随するものだとは思います。)
そんなアイデンティティのカケラを見えるかたちに変えながら、まずは地域の方に伝えていくこと。それらがいずれ、境目を超えて地域外にも伝わっていくものになったらうれしいだろうなぁ。
その先に、「ひと・もの・かね・情報」がヘルシーに巡っている状況がつくれたら・・夢見る夢子さんではいけないけれど、目指している方角はそうそう間違ってないと思っています。ここまでこれたのは、4年前に大学の図書館でひたすら読んだ本たちのおかげかな。もちろん、大事なのはここからなんですけどね。
ここ数年間考えてきたことを、少しずつ企画にしていい時期になってきたのかもしれません。わたしもまだまだ未完成な部分が多いけれど、完成するのを待っていてはいつになるか分からないから。
ちょっと力を入れてやるべきことと、遊びで続けられること。どちらもたのしみながらやっていけたらいいかな。
雑誌『自遊人』2018年8月号「本当の地方創生、七つの物語。」で、いろんな方々の対談を読んでいると、少しだけ勇気が湧いてきました。地域が盛り上がるかどうかは、覚悟を決めてたのしんだ副産物なんだと思います。
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