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寝る前のメモ。


やっぱりどうしても、平熱が徐々にあがっていく感覚があるのだけれど、いまはもう、仕方ないのかもしれないな。5年前に観光プランを考えたときから、ずっとこの時を待っていたようなものだから。

何をどう足掻いてもこの状況なので、このプロジェクトを進めるにあたり、当初想定していたように外国から人を呼ぶのは、当面の間むずかしい。日本のインバウンドを牽引されている「星野リゾート」の星野代表ですら、そのようにお話をされているので、“訪日旅行者を見込んだ” 文脈ではなかなか動けない。(もちろん、いつかに向けて準備はするのだけれど)

ずっと抽象的な言葉を使ってきたものの、地元の人が “たのしい” と思えるまちをつくることで、結果的に「移住促進」や「ツーリズム振興」につながると思っているので、やっぱりいまがその時なのだと思う。ここで言うたのしさには、いろいろ定義があるかもしれないけれど、わたしは「学び」と「遊び」のことだと思っていて。5月末にどこまで進められるかだけど、遅くとも6月上旬にはリリースしたいかな。

こうやって、LINEやメッセンジャー、Slack、ChatWorkなど、さまざまなチャットツールのおかげで、昼夜問わず(?)プロジェクトを進めることも可能になったもんね。時代の進歩に感謝。

先ほどリンクを貼った星野さんのお話から、地元のみなさんにもこちらを実践してみてほしいと思いました。(なので、地元向きにまたきちんと記事を書き直そう)

地元や地域を観光していこうというものです。自分の家から10分、15分、30分、1時間の範囲を観光してみる。

15分歩いたところにあるのは、お寺や神社、和菓子屋さん、麹屋さん、コンビニと、あと、ギリギリのところにパン屋さん。それから、いい風景。30分だと、西国三十三所巡りのお寺、おもしろい住職さんのいるお寺、織物工房、酒屋。あとは、いい風景。1時間ほど歩けば駅に着くので、なんでも。

旅先では、2,3時間平気で歩いていることを考えると、結構なところまで歩けそう。星野さんの言う「マイクロツーリズム」はきっと、「コミュニティツーリズム」と近しいものだと思うので、自分たちの住む町とコミュニティを再認識・再構築していく時間を(公式に)もとうと思います。ずっとやってきたことでもあるので、大きくは変わらないけどね。わたしの課題は、それらをきちんと稼げるかたちに持っていけるかどうか。

この機会に地元の方々にもう一度地域の魅力を再発見していただくことがすごく大事だと思います。

地域の魅力を知ってもらわなければ、実は観光は強くならない。新型コロナウイルスで大変なダメージを受けているが、転んでもただでは起きない。日本の観光が復活するときには、地域の人たちがその地域の魅力を知っていることは、世界に日本の観光の強さをアピールできる大きな力になると思っています。

先日参加した瞑想体験の次は、プラハ散策。ツアーガイドの男性が、普段ツアーを実施しているルートを、事前に用意した映像(結構つくり込んでありました)をもとにプラハのまちを案内してくれるもので、これこそバーチャル観光のあり方なのか?と思いつつ、自分たちにあった形を探っていきたい。

体験自体は斬新でたのしかったけれど、やっぱり実際に訪れたくなるね。そこだけは揺るがない。今度ガイドに会いたくなるかどうかは、50:50かな。

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