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もっと余談を聴かせてほしい。


—— 目の前の大人がなにか、大事なこと伝えてくれている、ということだけは記憶にのこっている。


はじめてのインタビューは、小学校1年生か2年生のときの、近所のお寺だったと思う。

数年前にお亡くなりになられた(と伺っている)ご住職さんに、ドキドキしながらお話を聞きにいった。

「ほかになにか質問はあるかな?」とやさしい笑顔で聴かれ、「なにか聞かなきゃ!」と、ちがう言い方でおんなじ内容の質問をしたわたしに、「それさっき言ってはったやん」と同級生にピシャっと言われた苦い思い出だけは、なぜだかいまも鮮明に覚えている。

でも、なんとなく、自分とちがう世界を見ている人のお話はおもしろいことがわかった。



その後も、理科や社会の授業で出てくる余談がずっと好きで、中学校の時の理科の先生が話してくれた【増えるワカメ】のエピソードは、なぜだかいまでも覚えている。

真面目に勉強する方だったけど、ノートのメモ欄には、そういった余談しか書いていなかった気もするな。

本筋は教科書に書いてあるけれど、余談によって「ストーリー」が加えられ、より理解が深まるのだと思う。



だとするなら、わたしはやっぱり地元の子ども達に学校や教科書では勉強できないところを伝えられる大人になりたい。

どんな大人と出会うかで、まちの印象は変わるから。

(そういう意味では、小学校の頃にたくさん地元の方や外国の方と出会ったわたしはラッキーだったと思う。)



まずは、わたし自身のテーマを掘り下げていかないとね。今日は移動の時間に読みたかった特集をたくさん読めたのでちょっとすっきり!


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