いつものおしゃべりが聴きたくて。
その場の空気感が伝わってくる文章が好きなんだと思う。
雑談は人を裸にする。
星野源 / AERA「音楽の話をしよう」書店ポップにて
これまで好んで読んできた文章にはそんな共通点がある気がして。
小学校のときに読んでいたさくらももこさんのエッセイも、日々たのしみにしているほぼ日のインタビュー記事も、社会人になってから読むようになった原田マハさんの小説も。
「話し手」と「聴き手」という立ち位置にとらわれずいつものおしゃべりをしているような、暮らしや日常をそれぞれの視点から切り取っているような文章。
あまりこってり調理しすぎずに、シンプルに塩だけをかけたようなもの。
ただ、塩だけでおいしく食べるためには、素材だけでもおいしいことと、塩加減や塩を加えるタイミングが絶妙であるという2つの条件が揃う必要があるんじゃないかな、なんて思います。
まだまだ修行中の身ではありますが、自分が読みたい文章を書けるように。
いただいたサポートは、より良い文章をかけるように有料noteや本の購入にあてさせていただきたいと思います◎