Step by step by step.
「経験する」から「できるようになる」までは、どのくらいの距離があるのだろう。
たしか、3年前のざっくりとしたプランには、27歳までは【下積み】と書いた。とにかく、目の前にやってくるいろんなことを引き受けてみる期間。
間口を広げていると、とにかくいろんな物事がやってきた。こんなのできる? これお願いしてもいい? そっちに行くのでひとまず会える? そういったものをなるべく断らずにいると、見事に次から次へと。
仕事として、趣味として、近い将来への種まきとして、とにかくリベロのように一球一球返してきた。
すべては「経験する」ために。
では、その「経験する」を積み重ねることで「できるようになる」ことはどのくらいあるのだろうか。そして、その「できる」という基準はだれが判断するのだろうか。
よくもわるくも、個々人がそれぞれの時間に・それぞれの判断で働いている職場で、一応業務は滞りなく進んでいるのだけれど、だからといって「できて」いるとは限らない。
なにが言いたいかというと、概ね「可」や「良」はとれていると思うのだけど、これからじぶんの価値や単価をあげるにあたり、「優」や「秀」まであとなにが・どのくらい必要なのかがわからない。
目の前にある、やるべきことをやればいいとは思う。ただ、もしわたしが不安を感じているとしたらそこなんだろうな。辛口でもいいから、信頼できるいいコーチがほしい。
わたしの所属している会社では、数字で評価をするようなことはない。だから、自分自身で「できる」の指標をつくるのが難しい。
まあ、むずかしく考えないで、クライアントがOKを出していれば、基本的にはOKなのかもしれないけどね。
この3年で、「できた」と胸を張って言えるものはなんだろう。もちろん、本当の意味で「できた」と言えるのはまだまだ先のことなのだろうけど、そろそろ自分の強みになりそうなものを、把握しはじめた方がいいように思う。
だれよりも、わたしのためにね。
ただ、それを知るための方法は、やっぱり「頼まれる」なのかもしれないなあ。
仕事としてきちんと依頼されるものは、他者から見て「できている」ことや、期待されている部分だと思うから。
積み重ねていこう。
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