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26年目の記録。


いろんなシーンを撮り溜めていこうと「 #写ルンです 」を持ち歩いている。

25年間生きてきた場所を一度、わたしなりの解釈で分解してみようと思っていて。一眼レフだと被写体もわたしも構えてしまうから、みんなに馴染みのある「写ルンです」くらいがちょうど良い。

現像するまで、なにが撮れているかわからないというのもちょうど良い。


「案外上手に撮れたかも・・!」と思えるカットもあれば、「失敗したなぁ」と思うカットもある。思っているよりもずっと暗いところに弱いということも、6個目にしてようやく感覚をつかめてきたかな。いや、もう少し練習しないといけないかも。

9月から撮りはじめたところなので、どんなペースで撮っていくねん・・という節はあるのですが、いまはとにかくテスト撮影もかねて量を撮ろうと思っています。


撮っていくごとに、私生活が掘り下げられていくようなおもしろい感覚があって。普段意識していなかったことも意識するようになっている。でも、わざわざ日常を「つくる」ことはしたくないから、らしくないことはやらない。

全て撮らなきゃ! みたいに気負うこともなく、撮りたいシーンもあんまり決めすぎないようにしながら、「撮れる時を撮る」というスタンスで取り組めるのでいい趣味を見つけたような感じかな。



暮らしの拠点を変えるかもしれない未来が、あと数年後にあって。

もし自分がここから離れたとしても、訪れてくれるだれかに「わたしが好きな地元」を紹介できるようにしておきたいのは、単なるエゴかもしれないけれど、それでもやるならいまだと思っていて。

単なるZINEでは読者視点でみるとあんまりおもしろくないし、どういうかたちが良いのかはまだ決めていない。


ひとまず、地元の写真と自分の感情をひとつずつ集めていこうと思います。

たくさん撮っても「案外大したことないな」と思うかもしれないし、ひとに見せられるようなものになるかはわからない。


1年間ほど撮ってみたらなにかが見えてくるのだろうか。つべこべ言わず、期待せずにたのしんでみよう。

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