今度は、どんなテーマで旅に出よう。

そんなことを、時々考えてみる。

建築の方はおそらく建築物を見るだろうし、シェフはおいしいレストランを巡るだろう。職人はものづくりの現場を訪ねるだろうし、開発経済学を学んでいる学生は、発展途上国を訪れるだろう。

「食」「写真」「文章」「小説」「フリーペーパー」「海」「山」「公園」

思いついたことばを雑に並べているだけなのだけど、こういった明確なテーマがあるといいなと思う。

わたしにはいまのところ、はっきりしたテーマがない。

写真を撮るのは好きだし、おいしいものを食べるのも好き。学生時は、開発経済学を学んでいた。日本ではよくフリーペーパーを集めている。そして、いまは「まち」とか「商店街」に関わる仕事をしている。

なんだよなぁ。

テーマがないと旅をしてはいけない、というわけではないのだけれど、次に外の国を訪れる目的がいまのところ見つからない。きっとどこかで、「仕事」を絡めて訪れたいと思っているから尚更そうなんだと思う。仕事じゃなくても、自分の今後の「テーマ」になり得る何かを探していて。

いまのところ、有力候補は「絵本」と「クレイアニメ」かな。

何度かわたしのnoteにも登場している「かめじん」という非公認キャラクターの延長上は、きっとそんなところだろうと思ってて（笑）。

直近3年くらいの地元との関わり方も考えないとね。課題ばかりだけど、同時に可能性があると感じたからこういったファーストキャリアを選んだことは事実なので、いまはとにかくやりきりたくて。

ただ、地元やまちづくりの分野に生涯をささげるようなことは、あまりこころが喜ばないから考えものかな。

2021年まではおそらく地元にいるのだけれど、それ以降についてもぼちぼち考えていこう。おそらくきっと、その年あたりにどこかの国に行くんじゃないかと思う。

たいていのことは考えた通りに進まないとしても、ね。