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寝る前のメモ。


私は夢でも見ているのだろうか・・・といった具合で、あっという間に2月が終わりを迎えようとしています。手をつけられていないあれこれを終わらせていかないといけないのですが、とにかくあと1日走りきれたら。

と言いつつも、メインは開催前までのサポートなので、はじまってしまえばはじまってしまったな〜という感じです。

もしかしたらアーティストのみなさんはずっと、こんな風に毎日を生きているのかもしれないという状況を垣間見ながら、わたしはやっぱり見たものに感動し続ける側でいたいと思うのでした。正直に言えば、あの渦のなかにいると、自分がおかしくなってしまいそうになる(笑)。「できない」ということを毎日突きつけられるし、逆にできていなさそうなところを手伝いたくなってしまうから(それをやってしまうと通常業務ができなくなる・・・というせめぎ合いでした)。

アーティストたちと出会うことで、これまでわたしに「杏奈はやりたいことをやってていいね!」と言ってきた友人たちも、軽々しくそうは言えなくなってしまうんじゃないかな。やりたいことをやっている人たちの「本気」を毎日目の当たりにして改めてそう思う。わたしのやりたいことって何?という話は長くなりそうなのでまたの機会にします。

明後日からはきっと喪失感も感じられないほどに、やることが終わっていない日々なので(苦笑)、そのくらい忙しいのがちょうどいいのかもなと思いながら、めがねと鞄を買うことだけは決めました(なんの話や)。

とくに振り返るほどのことではないのですが、例の如く明日用に今夜はちょっとまとめておきたいと思います。

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かめおか霧の芸術祭」という、小さなまちのアートなお祭り。人々の日常から湧き立ってくるような、知恵や技術、工夫や努力の積み重ねをアートと名付けよう、という取り組みであると個人的には解釈しています。

わたし自身は、リサーチ時のコーディネートや、別のプロジェクトで進めてきたことの発表の場としてこの芸術祭に参画しています。実行委員でも事務局でもないので動きがややこしいですが、ひとりのサポーターとして関わっているイメージでしょうか。

■霧の芸術家ショーウィンドウ展 / parallel phenomenon いま、現れる感性。/ parallel perspective

「Harvest Journey Kameoka」に関わってくださっている方々を「霧の芸術家」と呼ばせていただき、ショーウィンドウへの展示やリサーチにご協力いただきました。また、城下町にあるお店にもたくさんお世話になりながら、まちを巡りながらさまざまな人・もの・ことを発見していく企画になっています。

■Parallel-H / [Ziː].framed / 期間限定のサウンドアート

ゲストアーティストそれぞれの視点から「城下町」や「霧」を考えた企画展・インスタレーション・サウンドアート。それぞれの視点をお借りすることで、見慣れた風景が別の角度から見えてくる気がします。xoriumさんの作品、不思議と心地よさを感じてしまうのはなぜでしょう。

■まるくて黄色いトレーラーハウス「hi-ho」

「霧の芸術家」と出会える場として、土日限定でオープンしています。京料理松正さんのお弁当と、かたもとオーガニックファームさんのお野菜を販売しました。畳みを敷いて行った野点の企画は、想像以上にたのしかったので今後もゆるやかに継続していけるといいなと思います。

■霧の亀岡 Harvest Journeys / Harvest Journey OnLINE

もともと2月のタイミングに重ねて・・・と企画を行っていたのですが、緊急事態宣言を受けながらできるかたちを模索し、オンライン体験・ツアーにも挑戦しました。配信周りを担当してくれた中川さんが神がかっています。多謝🙏

やっぱりリアルだからこそ提供できる・伝わる体験があるなと思いつつ、こういう状況でも自宅でたのしめる道も同時に模索していけたらと思っています。空間や時間を提供するという、別のところにポイントを当てて考えたい。「日常 → Harvest → 日常」の循環をこれまで以上につくっていける気がしていて。

オンライントークイベントは、テレビラジオ(という言葉が存在するのかわからないけれど)のようなテイストで、聴き流しながら見たい時だけ画面を見てもらう感じがいいんじゃないかなと思います。ぜひアーカイブを観ていただけると嬉しいです。

■川とともに暮らす 亀岡2070 ワークショップ 最終報告会

地域パートナー/ファシリテーターとして参画していた「川とともに暮らす 亀岡2070」では、これまで考えたことのなかった治水について、水辺との関わりをベースに土地や空間の利用、ライフスタイルの変化やツーリズムとのかけ合わせまで展開しながら考える時間は本当に楽しいものでした。(もちろん、グループの総意です・・笑)

後半のシンポジウムでは、市長や前副市長を交えて「流域治水」というまじめなトピックスのなかに、おもしろさを見出していくようなディスカッションをしています。まちをひとつの大きなガーデンに見立てながら、どのように風景をデザインしていけるのか、水辺の空間や土地を活用していけるのか?を考える時間になり、これまで登壇したシンポジウムのなかでも一番楽しいものになりました。

■おまけ(かめじん上映会&オンライン上映会とまち歩き)

あとは、ひさしぶりに上映会をしたよ!というご報告。海の向こうからも観賞してもらえたみたいで嬉しかったです。まち歩きもたのしかったし、ここ数年で伝えられることが随分増えたのだなと思いました。


こうやってやってきたことを書き出してみると意外といろいろあって、そりゃ他のこと進まんよね・・・と言い訳もしたくなりますが(ちょっと気持ち的に諦めがついた)、3月にもいろいろと楽しみな発表が待っているので、2020年度ラストマンスも駆け抜けたいと思います。

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