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春の風が吹いている。


起きたら、お土産にもらったバナナパンケーキを焼くことが決まっているので、早く寝ないとなぁ。なんて思いつつ、帰り道の空がきれいだったので載せておこう。ずっと飽きない風景。

この、グラデーションの空に山の輪郭が黒くはっきりと映し出される瞬間は、1日のなかでいちばん豊かな時間かもしれない。俳句が書けたら、もっとすてきに伝えられるんだろうな。もし、その時が来たら「影絵」という単語を入れてみたい。



カーテンを開けると、雲ひとつない青空が広がっていて、今日はとても気持ちがいい朝。これだけ暖かかったらもう大丈夫だろうと、部屋の掃除ついでに衣替えをした。お世話になったお洋服に、「ありがとう」と「またね」を告げて、着られなくなったものを整理した。

昔の服や写真を見ていると、あの頃に比べて洋服の好みも変わったんだろうなと思うけれど、ボーダーはとにかくずっと好きで、春を迎える前に2着も買ってしまった。お出かけがたのしくなるので、身にまとうものを新調するのはいいね。


それから、この冬のあいだに密かに(?)買っていたうつわや一輪差しを、いっせいに開封した。それぞれの場所に配置してみたけど、とてもいい。好きなものを集めた場所を眺めるだけで、気持ちが華やいでいるのがわかる。これは仕事の効率もあがりそう。

あたらしいものを迎えるということは、古くなったものを手放すということでもあるので、思い入れもあるけれど、どんどん手放すことをしていこう。これから、知り合いに作っていただいていたマガジンラックも迎えることになったので、もうすこしレイアウト考えないとな。

そういうことを考えると、一人暮らしもいいなぁなんて思うけれど、わたしは多分好きなものを並べて眺めていたいだけなので、べつの方法を考えよう。


午後は5月に開催予定のイベントの打ち合わせへ。

地元在住フォトグラファーさんと一緒に写真を撮るWSなのだけど、とても熱のある方でご一緒させていただけるのが素直に嬉しい。そういった方々に【仕事】というかたちで依頼できるようになってきた嬉しさを感じながらも、その先をつくっていくためにはまだまだ力不足だなぁと思う。

どういう方向でやっていきたいか、大枠は決まっていても、詳細はそこまで明確ではないし、わたし自身インプットの時間がもっともっと必要になってきた。ただ、依頼された時にできることはなるべくやっていきたいと思っているのと、今後伸ばしていきたいことはいくつかあって。


地元の【ものづくり】に関われる、というのはわたしにとってもすごく嬉しいことなので、一緒に考えられるように勉強しておかないとな。すこしずつ考えてきたことを、今年はかたちにしていく1年になる。そんなことを書きながらほどんど動けていない気がして、焦る気持ちがすこしあるけれど、気持ちだけそわそわしても仕方がないもんね。

10月イタリア行けるかな、ただ行くだけではもったいないので、そこまでに仕事を引き付けられれば。



もうすぐ「平成」が終わりを迎える。「令和」になったからといって、いきなりすべてのことがガラッと変わるわけではないけれど、なんだか気持ちが引き締まる感じがするね。「もう、若くない」という現実が突きつけられているようで、背筋も伸びる(笑)。

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