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寝る前のメモ。


少し前までは覚えていたのだけれど、5月16日は「旅の日」でした。松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日(陰暦元禄2年3月27日)ということで定められているそうです。

だからどうしたのだ、というところなのだけど、このシーズンになると旅に出たくなるのは生き物として至極当然だ!と、自分自身を正当化してしまいそうになる。五感を通じて異国の風を浴びるのは、一体いつになることやら。

ただ、ひとつ思うのは、今しかできない旅や新しい旅を開発するチャンスでもあって。今日から無印良品のBGM配信がスタートしましたが、とても無印で、そして、すごく旅に出たくなる。この音楽と一緒に、エスニックな料理を食べたくなるだろうし、レトルト食品のコーナーにいますぐ行きたくなっている。

話はちょっと逸れましたが、音とか匂いとか手触りとか、視覚情報以外で旅をすることができるとすれば、新しい体験ができるような気がするんですよね。

そういえば・・・と思い、語弊なく伝わればいいなと思うのだけど、そういった視覚情報以外の体験は私たちにとっては新しいかもしれないけれど、もしかしたら、視覚に障がいをもっていらっしゃる方からすれば当たり前の体験なのかな。お友だちとして気軽に聞ける距離にはいないのだけれど、もし学ばせてもらえるならいつか話を聞いてみたい。

また、みなさんにとっての旅の憧れなんかを聞かせてもらえる日が来たら、アーティストやデザイナー、料理人、もののつくり手とも一緒に体験を考えたいな。こうして見えることを前提に文字情報を並べてしまう今ですが、想像の向こう側にある見落としているたくさんのことに、もっと気づいていけるようになりたい。

こうやって、これまで外への旅に向けられていたエネルギーを、身近なところや地元に向けて見ると、本当におもしろくて。いずれは・・と思っていたことだったので、順番が変わっただけだと思えば、いまは目の前にあるものに集中することが一番なのかもしれない。そして、いつか一緒に何かをするために、いつでも相談できるように、チームとしての基盤をつくるときだとも思う。


昨年度から関わっていた仕事もようやくリリースできました。実は、もうひとつ、ふたつ、みっつ(?)くらいあるのですが、早くお披露目したくて仕方がない。いい仕事と呼べるかどうかはこれからですが、感じた魅力をもとに伝えたいことをギュッと閉じ込めました。

上記の映像には、コーディネータとして、また、インタビュアーとして参画しています。

仕事も含め、自分が暮らすまちととことん向き合った2020年。2021年はここからどんな年になっていくのか、今からとても楽しみです。


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