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日々を耕す。


もし、わたしがお米のない国から来たら、この景色をどう思うのだろうか。なにを感じ、なにを思い、なにを伝えたくなるのだろうか。


そんなことを考えながら田んぼの真ん中で、パノラマ画像を撮り、地域のおじちゃん達に「この1本道の、なにがそんなにええのや」と不思議がられる25歳です。今は商店街活性化と京都移住サポートのお仕事、時々ライティングのお仕事をさせていただいています。

思ってたよりもしっかりと、地元に関わるようになって4年目。当時は学生で、なにも(でき)なかったところから、この場所に関わる仕事をいただけるありがたみをひしひしと感じているところなので、ここに少しメモしておこうと思います。


地域の大きな働き口である市役所でも銀行でもない方法で、クリエイティブな分野から「地元」に関わりたくて、この地域にあったらいいなと思うもの(チーム)をつくりたくて。もちろん、まだまだ道半ばです。

いつか、自分の考えていることがだれかの価値につながる日が来ることを、どこかで思い描いてはいたはずなのに、実際は、いざその日が来るとびっくりしてしまうような小心者なんですけどね。でも、やっぱり、打席に立ち続けないとなにも変わらないなと思います。


「地域」を国内外へ「伝える」こと、「ひとの行き来」が生まれる導線をつくること。その先に、もの・かね・情報もまわること。

あの頃考えていたことを、具体的なカタチとして落とし込んでいけそうなところまでやってきました。こんなこと言ったら怒られるかもしれないけれど、今日まで実験のようなことを続けてきたと思っています。もちろんそれは、続けられる場所(会社)があったからこそできたこと。


ありがたいことに、ちいさくても、自分が関わらせてもらった映画MATCHAを通してひとの行き来が生まれはじめているので、あとは自分が信じてきたものを、信じ続けるだけの強さをもたないとね。迷いは消えないけれど、いまは進むしかないと思うし、進みたい。

シンガポールからMATCHAの記事を見て亀岡に遊びに来てくれた観光客の方がいること、タイから自分を訪ねてくれたともだちがいること。

つくった映画を見に亀岡まで足を運んでくれた方がいること、映画を機にロケ地を訪れてくれる方やSNSなどで広めてくださる方がいること。

こうした「ひと」がおられることが、ほんとうに、何よりも心強いですね。


そのほかのことはきっと、後からついてくる。


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ヨーロッパのまちをひたすら歩いた日々を思い返していたら、なんだか無性に歩きたくなったので、半休にして隣の街へ少しお出かけ。

慣れないことが続いて少し焦燥感にかられる節もあったけど、こういう時間もちゃんと大事にしよう。

ベンチに座ってあたらしく出た糸井さんと古賀さんの本を読んでいたら、たまたま隣に座っていたのが大学時代の先輩で、数年ぶりにお会いして心底驚いた今日の鴨川。


「1京都」ってタグが消えない(笑)なんだこれ。

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