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2022年6月の記事一覧

寝る前のメモ。

「まだ何も起こっていない内から喜んでたまるものか」という、いまにもほどけてしまいそうな意志はありながらも、さまざまな人を案内したり、先の仕事の相談がやってきたりする一週間で、金曜の夜になり、ようやく心の調子がいつもよりも1オクターブ高いところにあったことがわかった。 ずっとお会いしたいと思っていた方々にもお会いし(なんと、亀岡で)、やりたいことの延長上にある相談をいただき、まだまだ不確定なことは多いものの、なんとか未来へとつないでいける兆しが見えてきて。 ただ、本当に実現

寝る前のメモ。

時々ふと、ぶかぶかになった抜け殻のなかに身を置いているような心地がする。ここにいると分かっていながらも、頭はどこか遠くのことを考えていて、空の高いところから自分を眺めているような感覚。 ぶかぶかになったものは、成長の証のようにかっこいいものではなく、かといって砂漠でカラカラに乾いた皮でもなく、どこか見栄や羨望を可視化したような生っぽい温度をしている。そういう感情があることに自分自身が気づくと、静かに遠くを考えたくなるのはなんでだろうね。とにかく独りで、ずっとずっと底のほうに

寝る前のメモ。

気仙沼からの帰り道に、ふと「呼応するまち」というキーワードが浮かんできた。「呼応するまち」ではどのようなコミュニケーションがなされていて、どのようなランドスケープが存在し続けているのだろう。 これまで一人ひとりが経験してきたことを土地の記憶として思い出せば、ヒントはそこここにあると思っている。そして、それをまち全体で大切にするための「選択」はまだまだできるのではないかとも。可能性と諦めを何度も行き来しながら、それでも諦めたくない思いが強くて(自分自身に)、だからこそ取り組む