25歳の私の現在地。
24歳になるまでに、と必死に言葉を綴ってから、もう1年以上経つ。あのときの我武者羅な熱量と、張り詰めるほどの繊細さはどこに行ったのか。1年経って今、わたしはとても穏やかに、のんびりと海を眺めている。ぼけーっとしちゃって、宙に浮いている感じ。かつて、もうこれ以上ないというほど壮大に、自分の人生というものを刻んだつもりでいたのに、あんなの遠い昔でちっぽけなことに思えてしまう。きっと、刺激的な瞬間も、愛おしい時間も、こんなふうに毎年更新され続けていくのだろう。
例にもれず、この1