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朝5時に考えること

朝5時。カラスが鳴いて、この季節にはもう明るい時間帯。まだ人間たちと世界はほとんど眠っていて、遠くに車が走る音が聞こえる。

透明感ある空気を吸い込むと、これから眠りにつくとは思えない清々しさを感じる。

今日が何月何日で、何曜日なのかわからないけれど、なんだか穏やかな1日を過ごせそうな気がする。

ベランダに出て、ゆっくり辺りを見渡してみると、ベランダに干してある洗濯物が目に入った。「きっと昨日から干しっぱなしなんだろうな、雨が降らないといいな」なんて思いながら。

昼夜逆転生活は割と居心地がいい。自分の生態と合っている気がするし、「朝型にならなきゃ」とがんばっていた頃よりも苦しくない。

遺伝子的に朝型と夜型は決まっていると聞いたことがある。きっとわたしは典型的な夜型だ。

朝型と人たちとバトンタッチして、寝室へ向かおう。眠りにつく瞬間のまどろみがしあわせだ。小さなしあわせを噛みしめられる時間が、すこしでも長く続くことを願って。

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