人と人をつなぐ。 元書籍編集者の私がスタートアップの社内広報として働いている話。
どうも、あゆゆと申します。
何から書こうか悩んでいるうちに、アカウント作成から早1カ月以上も経ってしまいました……(そこから、さらに2週間も経過してしまったのはここだけの話)。
このままうだうだと悩んでいても仕方ないので、素直に自己紹介から始めようと思います。
我輩は「社内広報」である。
主張したいことはあんまり無い。
私は現在、創業して4年のスタートアップにて「社内広報」をしています。
初っ端から誤解を恐れずに言いますが、社内広報としてのセオリーを主張したい気持ちはありません。 ましてや、スキルシェアみたいなキラキラしたものを発表する立場にもありません。
そのため、この(もしくはこれらの)記事は、「スタートアップの社内広報」という未踏の地に降り立ってしまった「元書籍編集者」の私が、右往左往しながらも「人と人をつなぐこと」と「編集という概念」の相互に『何か』を見出していく記録、もはや備忘録のようなものです。
なので(?)、最後まで読んだり読まなかったりしてください。
書籍編集の長いトンネルを抜けると
(行き着いたのは)社内広報であった。
さて、ここで「社内広報」を語るにあたって、これまでの経歴にもざっくり触れておきます。 ちいとばかり、長くなりました……。
【いままでのあゆみ】
ざっくり、こんな感じです。
いわゆる、今回の転職で『ジョブチェンジ』を決断しました。
出版業界に未練が全くない……という訳ではありませんが、生活とのバランス、そこに耐えられるメンタルや、長く働いていけるかどうかのキャリアなどを考えると、限界を感じてしまっていたことも事実です。
今の会社への面談で、初めて「社内広報」という単語・ジャンルを認識した私。完全にポテンシャルで採用いただきました。本当によく入社できたな、と思うと同時に、体感的な速度は2倍以上(笑)。スタートアップのスピード感は特有だな、とあらためて感じています。
入社後は、デザイン部分を担ってくれたクリエイティブチームや事業部門のメンバーの協力で、なんとか無事に冊子を作りあげることができました。社内メンバーへお届けするのはもちろん、ご家族への送付なども行い、めでたしめでたし……と思いきや、一緒に働いていた社内広報メンバー(いわゆる前任者)の卒業により、まさかのひとり社内広報になってしまいます(事業広報は別にいます)。
幸いにして、チームや同期入社メンバー、仲良しマイメン(同い年)の存在に支えられながら、ただただ必死に、実施してきたプロジェクトなどを通してなんとかサバイブしていくこと早1年と1カ月強(2022年8月現在)が経過しました。
あゆゆは奮起した。必ず、社員のみんなをつなげなければならぬと決意した。あゆゆには社内広報がわからぬ。あゆゆは、元書籍編集者である。書籍に憧れ、書籍と戯れ暮して来た。けれども働き方やそれにまつわる人の気持ちに対しては、人一倍に敏感であった。
いや、見出し長いね(笑)。
では「社内広報」として、普段どんなことをしているのか。 具体的に列挙してみると、次のようなことをしています。
事業広報と連動し、プレスリリースを中心とした情報発信
月1で発行している社内報の企画制作および発信
企業公式note記事の作成や編集(社員インタビュー記事やオフィス紹介、キックオフレポートなど)
企業公式note記事のシリーズのコンセプトおよび企画立案
記事や社内報、メディア(新聞や他媒体)掲載などに必要な写真撮影(オペレーションからレタッチまで一貫して内製で実施しています)
TwitterやFacebookなどの企業SNSアカウントの運用(情報発信)、コンシューマー領域に特化したSNSアカウントとの連携も行います
コンテンツ企画(社内向けに動画を作ったりも)
社内コミュニケーション領域における社内連携、各拠点ごととの連携も
最近は採用広報領域にも少し関わらせていただいています
基本的に「社内広報」単体で何かを行うということはほとんどありません。常にバトンリレーのように何かのリレーションを行なっています。
たとえば、事業広報側で「●月●日に●●●のプレスリリースがでる」となったときに、社内広報側でそれに紐づく形でSNSの発信や社内メンバーへ「プレスリリースには書けなかったけど」といった“裏話”をキャッチアップして、メンバーらが分かりやすく新たな発見や学びとなるよう面白く発信をしていたりしていなかったり(笑)。
「社内広報」について、分からないなりに手探り状態で進んできた今、少しだけ分かってきたことがあります。
それは、当たり前のことかもしれませんが、今行っていることのすべては「人と人をつなぎたい」という想いが根源にあるということ。文章や写真、映像にとどまらない広義の編集として、社内にいる人と人をつなぐことを中心とした活動に取り組んでいるということです。
その活動の結果として、会社のブランドイメージ向上と、社内にいる人の安心感や自負感の醸成に寄与していくこと。ときには、取引先といったステークホルダーの方や、未来の同僚となる採用候補者さんなどの社外にいる人と社内にいる人をつなぐ採用広報領域の活動も担っています。
想定していたより長くなってしまったので、入社して約1年で取り組んだことについては次回にまとめます(いつになるかは未定)。
さてどうなることやら。ぜひともお楽しみに〜。さらばだ!
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