めちゃくちゃまじめに書かれていた『かいけつゾロリ』
まじめにふまじめかいけつゾロリ!
アニメも見たことがあるし小学校のころにたくさん読んだシリーズである。
その著者である原ゆたか先生がこのたび創作論、話を書くときにどういう手順を踏んでいるのかということをお答えしてくれた記事が公開された。
あの原先生でさえも書けなくなるのではという不安を抱き、勉強のためにシナリオの本などを何冊も読んでいるとのこと。
そりゃやっぱり学び続けることは必要なんだな…。
二次創作で小説を書いている身としては趣味だと言っても甘ったれずにちゃんとやろうと思いました、はい。
ハリウッド映画や「愛の不時着」を1分ごとに紙に書いて詳細な分析をしているところとかめちゃくちゃ参考になった。やっぱりおもしろいものにはおもしろい理由があるんだよな。
わりと流行り物にはあまり乗らないタイプなので、この辺も少しでも興味があると思ったらひとまず見てみる、読んでみるをやりたい。フットワークを軽くしたい。ちなみに流行り物が嫌いとか逆張りをしたいのではなくて、流行っているものの内容を軽く調べてみて「なにこれ!おもしろそう!」とならないと手を出さないという感じなのである。手を出すまでのハードルを高くしちゃってるので、もっと気軽にいきたい。
記事のなかで原先生が直接書き込んで使っている起承転結シートがあるのですが、これDLして私も使いたい…(笑)
他にも先生がチャートを作ったり、カードを作ってファイリングしたりしていて物語づくりに関しての手間のかけ方がすごい。私はわりと作家さんの話を作り方とか創作論みたいなのを知るのが好きで、そういう動画やインタビューも積極的に取り入れるタイプだけれど、原先生はかなりそこに時間かけてるなーと思った。めちゃくちゃ細かい。でもこの作業がゾロリを生み出してるんだよなー。
ゾロリ、いま読んでもすっごいおもしろいもんな…。小学生のとこに買ってもらった本はすべて実家だから図書館にいったときにでも借りてみようかな。
まじめにふまじめなキツネの主人公は、非常にまじめに作られていたのである。
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