父と高校生だった私の映画デート
~初めての洋画は父と一緒に観た『ボディーガード』~
あれは確か高校生のときだったと思う。
どうしても観たい映画があったものの一緒に行く人がいない
その映画が『ボディーガード』だった。
『ボディーガード』(1992年)
ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン主演のラブサスペンス映画。有名な歌姫(ホイットニーヒューストン)の危機をボディーガード(ケビンコスナー)が警備する中で二人に恋が芽生えるが・・・
どういう経緯だったかは覚えていないが、父が一緒に行くと言い出して二人で観に行ったのだ。
当時思春期真っ只中だった私はなんだか恥ずかしい気持ちでいっぱいだったものの、それよりもどうしても『ボディーガード』が観たい気持ちが勝ったため仕事帰りの父に同行してもらい、ナイトショーでその映画を観た。
当時のケビン・コスナーは本当にかっこよくて、相手役のホイットニー・ヒューストンもキラキラしていた。もちろんあの有名な歌『オールウェイズ・ラブ・ユー』も最高だった。今考えるとちょっと短絡的な内容の映画ではあったけれど、多感な高校生の私にはなかなか心に刺さるものがあった。
当時は考えもしなかったけれど、父にとっては高校生の娘と二人で夜に映画を観るなんてことはウキウキの出来事だっただろうと思う(笑)そんな父の気持ちにはまったく思いを寄せることのない高校生の私であったが、今でもあの『ボディーガード』を映画館で観れたことに感謝しているし、なんだか照れながら父と映画館に行ったことも忘れることのないいい思い出となっている。
Photo by Jake Hills on Unsplash
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