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【読書記録】2021.10月

10月も私の住む都市は図書館閉館中で、本屋さんで洋書を購入したり同じ在外邦人から古本をお安く購入したり、はたまた積読解消をして過ごしました📚

私にとっては朗報で11月からは図書館がClick & Collectサービスをようやく始めてくれるようで、予約して受け取れるようになります♡♡

では10月に読み終えた本を記録✑

●Wonder/R.J Palacio

洋書を読む方々がことごとく推薦しているので買って積読になっていた1冊。

なるほど納得。文章がシンプルですごーく読みやすいし、内容も面白い。

あらすじは、

遺伝子変異で生まれつき顔面が崩れているAugust。母により家庭で教育を受けていたが、10歳で初めて学校に通うことに。

彼を怖がり遠ざけ、いじめる人もいれば、彼を知ろうとしその内面に惹かれる人もいる、波乱万丈な学校生活になるけれど、とても協力的な家族や教師たち、友人の存在によって乗り越えていくお話です。

主人公1人ではなくて周りの多くの人からの目線で書かれている章があるのも、一方的に差別を否定する作りになっていないのがいいと思いました。

どう行動するかの選択はあなた次第、というメッセージも受け取りました。

「正しいことと優しさ。選ぶなら優しさを。」

●モモ/ミヒャエル・エンデ

私は箱入りのハードカバー版を戴いてそれを読みました。

あらすじは

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。

文明が進むにつれある意味不便になっている人間の生活。

時間って普遍的なテーマで、今も「時間がない」「欲しいものは時間」という人は多いのではないでしょうか。

明らかに時代劇で見る日本人たちはもうちょっと余裕をもって生活していましたよね、夜は電気もないし。

今は大人も子どもも忙しい。忙しいとは心を亡くすこと。

小学校高学年向けの児童書なんだけれど哲学的で、定期的に読み返したい1冊。

●怪人二十面相/江戸川乱歩

青空文庫にて読ませていただきました。

兄が小学校のときになんか怖い表紙の本読んでるなと思っていた1冊。

文豪と呼ばれる人たちの作品はもっと小難しいのかと思っていたら意外と読みやすかった☺

私金田一少年の事件簿をずーーっと読んでいたんですが、明智さんの名がここからきていることを初めて知りました^^;。

予告状だったり、なりすましだったり、怪盗だったり、、、色んなミステリーの基盤、ここにあり。と気づき読んで良かったです!

●すごろくノート術/原麻衣子

ノート術を見るのが好きでKindleで読んだ1冊。

やることを細分化して、できたことを視覚化する書き方が書かれていました。

私はどちらかというとスケジュール管理が得意で、できないこと=本気で気が向かないことなので(笑)、ここまで書き出す必要はないかなと思って実践はしていません。

が、ここに書かれていた1人LINEは気になったことをメモしたりURLを送っておいたり、便利だなと思って使っています*

●Enola Holmes/Nancy Springer

主人公のEnolaはあのシャーロックホームズの年の離れた妹という設定です。

行方不明になった母を探しつつ、行方不明者専門の探偵として男女差別が大きかった時代のイギリスで強く生きていく少女の姿が書かれています。

どちらかというと妹に出し抜かれる感じで、シャーロックホームズの活躍は一切ありません(笑)。

こちらは1巻ですがシリーズは7冊目まで出版されています。

●今野敏さんのシリーズ

継続捜査セミというシリーズを読んでから今野敏さんの文章が好きになって、手に入ったものをざーっと10月下旬に読みました。

シリーズばらばら。でも続き物でも気にならずに読めました。

新人警察官が研修を経て、交番勤務、機動隊、SATと歩んでいく「精鋭」が個人的には好きでした。

警察官とは、逮捕する判断基準とは、軍隊とSATの違いとは、、、と肉体派の主人公が時々立ち止まり考える姿にこちらもなるほど、、、と考えさせられます。


まだ今日と明日があるけれど、手元にある本で読み終わりそうなものがないので以上10月に読んだ本でした。

最初に書いた通り、11月は読める本の幅が広がりそうなので楽しみです*

皆さん、読書の秋も冬に向かいつつありますが(こちらは夏に向かっています☀)、来月も読書を楽しみましょう♬



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AKKO
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