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私にとって特別な場所に行く電車/阪急電車

ずーっと気になっていて、ずーっと読む機会がなかったあの作品、

「阪急電車」有川浩

ようやく読むことができました📕。

何を隠そう私自身、学生時代6年間阪急ユーザー。

思い出す何度も間違えて特急に飛び乗ってしまい学校のある駅を通り過ぎてしまったこと。

でもそれよりもっと前、

初めて乗った日のことも何となく覚えてる。

母が兄妹3人を連れて、王子動物園に行ってくれた。

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そう、桜を見にね。

そのときの感想は今でも覚えていて、

「いつもと違う駅!いつもと違う電車!すごい電車の色!」と。

それ以来阪急電車は私にとって特別な電車🚃。

6年間毎日乗っても変わらなかった謎の特別感。

今でもたまに乗ることがあるとわくわくそわそわする笑。

今も昔も、最寄りの生活圏にあった電車とは違う。

残念ながら私は神戸寄りの生活圏だったので、本に書かれている路線で乗ったことがあるのは、西宮北口→宝塚→清荒神駅の往復1回のみ。

それも母と2人で乗ったな。

けれど、空気感を思い出すには十分な小説で、

本当にこんな人の循環が起きていれば、居合わせた人たちがまた乗り換えて別の出会いが起きていれば、いや実際は疲れて寝てるパターンが多いとは思いつつも、きゅんとしてしまった。

今度神戸に戻ったら、私が娘を連れて阪急電車で王子動物園に行こうかな。

他のクリエイターの方たちに輪を広げていきたいです🍀🍀