「本番に弱い」を卒業しませんか?
こんにちは。昼夜逆転がマシになり、ようやく自然に抗うことを諦めたあみゅーじっくです。😅
今回は「緊張」についてお話します。
みなさんは、本番に強いタイプですか?
この質問に出会う確率は割と高いと思いますが、改めてお聞きします。
本番はアドレナリンが出て、楽しめるタイプか。
ガチガチに緊張して余裕がなくなってしまい、結果を残せないタイプか。
緊張がいい仕事をしてくれて、高まった集中力が結果につながるタイプか。
人それぞれですよね。
でも、緊張してガチガチに固まってしまったり、頭の中が真っ白になってしまったり。
色々タイプがあるとはいえ、そんな人が割合多い気がしませんか?
「本番」のような大げさなものでなくてもです。ちょっと人前で自己紹介するときとか、初めての環境に足を踏み入れるときとか。
特に表現者の人は、一度は直面したことがあると思います。
「緊張」に関するお悩みは、ホントに多くの人が抱えているんですね。
「緊張」なんて無くなっちゃえばいいのに!と思う人もいるかもしれませんが、残念ながらそう簡単に消えてくれないのが現実。
でも全員が「緊張」で大失敗しているかと言えば、そんなことはありません。ちゃんと成功している人もいます。
オリンピック選手なんて、まさにそうですよね。
じゃあ私たちは、人類の強敵「キンチョウ」とどうやって戦っていけばいいのでしょうか。
Lv.100の「キンチョウ(音楽編)」を倒すために、作戦を立てましょう!
※(音楽編)ではありますが、もし実生活でも参考になるところがあれば、ぜひ作戦たちをご覧ください。
作戦① 対戦相手「キンチョウ」について情報収集
そもそもまず「キンチョウ」とはどういうものなんでしょうか。
本番で自分の邪魔をしてくる、邪悪な存在?
答えはNOです。
「緊張」で悩んだことのある人は、サイトで「緊張 克服方法」などと検索したことがあると思います。
するとこんな検索結果が出てきませんか?
「緊張すること」は悪いことじゃない。頑張ってきた証拠。
確かに言いたいことは分かります。緊張が集中力となっていつも以上の力を発揮することもありますからね。
でも、検索した人が思うことは。
そんなこと言われてもなあ。結局どうすればいいんだろう。
ポジティブに捉えることにはつながっても、「緊張」とうまく付き合っていく具体的な方法はナゾのまま。
考え方でどうにかなる問題かと言われると、二つ返事で「はい!」というワケにはいきませんよね。
そして方法として有名なのは、手のひらに「人」という字を書いて飲み込むとか、ゆっくり深呼吸するとか。
そんなのもうやったことあるわ!やっても何も変わらなかったけど!?
このような経験をしたことのある人は実に多いと思います。
でもまずここで大事なのは、緊張と「戦う」のではなく「うまく付き合っていく」というイメージを持つことです。
さっきのポジティブに考えることと何が違うんだ?とお思いの人もいるかもしれませんが、少し違う上に侮れないんです。
何が違うかというと、「感情が絡んでいるかどうか」。
「緊張」に対して無理に明るく考えようとするから、負担になる。
だったら「緊張」=「うまく付き合っていくもの」という情報だけを、頭にインプットすればいい。
シンプルな話です。勉強で公式を覚えるのと同じようなことですね。
感情はひとまず置いといて、情報だけを頭に入れる。
そしてその問題をどうしたら攻略できるか、色々試しながら実験していくのです。
それでたとえ失敗しても「このやり方は違っていたんだな。じゃあ次の方法を試してみよう。」と現実だけを冷静に捉えればいい。
悲観的になる必要性はどこにもないんですね。
そんなのムズカシイ!と思う人もいるかもしれません。しかし、一度騙されたと思って実践してみてください。
優先すべきことが何か、ハッキリとわかってきますよ。
思い悩むよりも実験を繰り返すことを意識しましょう。
作戦② 頭の中をからっぽにする時間を作る
「緊張」に対する考え方がわかったら、いよいよ実践編。
みなさんは緊張しているとき、どのような行動を取りますか?
さっき述べたように、「人」という字を書くのか、深呼吸するのか。
結局「緊張」に1番効果的な行動は何なのでしょう。
多くの人が正解の行動を求めがちですよね。
だからみんな聞くんです。「本番前どうしてる?」って。
しかし、共通の正解なんてありません。
自分に1番ピッタリの「緊張やわらげ法」を発見できたとき、それがその人にとっての正解となります。
そして、自分なりの正解に早くたどり着けた人から順に、結果も変化していくんですね。
「人」という字を書くことで落ち着く人もいれば、書いたところでなんにも変化なしの人だっている。
つまり、他人の方法を絶対的に信じるのはキケンってことです。
あくまでも参考。
その方法が自分には合わないのであれば、他を試す必要があります。
色々な方法があることはこれで再確認できました。
とはいえ、科学的にもデータが出ていることならば少し信頼できますよね。
今回は私が実際に行っていることを1つ紹介します。
それは「瞑想」です。
「瞑想」をすると一度頭の中がからっぽになり、リフレッシュになります。
ホントは20分とか長い時間「瞑想」するのがいいとのこと。
しかし、なかなか瞑想に20分もかけられない人も多いと思います。集中力だって無くなってきてしまいますよね。
なので私は、演奏する前に短い「瞑想」を行うようにしています。
これが「瞑想」と言えるのかどうかはさておき、とりあえず頭をスッキリさせます。
本番前緊張してしまうのは、仕方のないことなので諦めています。「人」を書くでもなんでもやってください。(笑)
でもいざステージに登場し楽器と対面したら。
4カウント吸って8カウント吐いて、を1回だけやるのです。
ただ呼吸するのではありません。
その間は、頭をカウントしている数字だけにしてみましょう。
ホントは何にも考えないことがオススメらしいのですが、なかなか難しいとのことなので、初心者は数字で頭をいっぱいにするのでもいいそうです。
そんなことで?と思うかもしれませんが、意外と効果はありますよ。
集中力が高まっていて、なおかつ冷静な状態で演奏を始められるんです。
これで「出だしが怖い」というお悩みからはだいぶ解放されるのではないでしょうか。
そして出だしがいい感じでスタートできれば、そこが自信になるのでその後も少し安心できると思います。
ということで今回は「緊張」についてお話しました。
くどいようですが、あくまでも参考です。
今回ご紹介した「瞑想」も良ければ試してみてください。
そして最後に。
1番大切なのは、不安がないところまで仕上げておくことです。
不安は潰しておくというのが前提。
その上で本番に臨むとき、もしかしたらどれかの方法が、あなたの正解となって助けてくれるかもしれませんよ。
過去のオススメ記事はこちら!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?