愛知の郷土料理「味噌煮」

追記*
梅ももあんず様にご紹介いただきました。
名前をのみちより変えていたところだったので、コメントして誰!?と思わせてしまうのも申し訳なく、こちらにて御礼申し上げます。愛知の味噌料理は(自分の身内の範囲内ですが)砂糖や味醂、蜂蜜を思い切りよく入れる傾向にあると思います。


味噌煮あるいは煮味噌。
母がよく作ってくれていたので母オリジナルと思っていたら愛知県の郷土料理だった。

愛知の料理で「味噌煮」と聞くと「味噌煮込みうどん」少し詳しい人なら「どて煮」と思うかもしれない。
実際はどちらとも異なる。また味噌煮込みうどんといえば名古屋だけど、味噌煮は同じ愛知でも三河の料理だそう。(ただ母は完全に尾張の人間なので、明確にわかれているわけではなさそう)
母の味を再現しようと思って似たレシピはないかと検索していたら、愛知県がサイトに載せていた。

これが一番自分の食べた味に近かったけど、具は半分以上違う。
我が家は
・大根
・ちくわ
・こんにゃく
・里芋
・ゆで卵
・豚肉(バラ)

大鍋で作って翌日は米の上にかけてどんぶりにしたり、餅を入れたりしていた。
カレーと同じ扱いかもしれない。
レシピの砂糖大さじ4の通りかなり甘いけど、味噌の辛味もあって非常に米に合う。
上記の愛知のレシピにも記載があるけど、家庭によって差があるみたい。

他地方の人に「ビーフシチュー?」と聞かれるほど汁は濃い。それこそカレーに近い色になる。
味噌は香りなどが飛ぶので沸騰させてはいけないと聞くけど、これは煮る味噌の名の通りじっくりと煮る。煮ると更に煮汁が濃くなっていき、米に合うこってりとした味になる。
こんなに美味しいのにマイナーなんて信じられないけど、甘くて辛い味はどて煮にお株を奪われているのかもしれない。
味噌煮、ぜひ。

この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?