転職について、続きです。~終~
転職は情けない事ではないとないと言ってくれた方
どんどん良い方向に進んでいると言ってくれた方
有難いですね。
上手く文がまとめられない為
長い長いものとなってしまいました。
お久しぶりです。とご挨拶をしてから書き始めた第1回目から今まで読んでくれている方はいるのでしょうか?
そんな事は置いておいて、
ついに面接の話ができます。
1時間前から到着した為
後50分後…40分…と長い長いカウントダウンが始まりました。
初めて着た全く似合っていないスーツがとても動きにくく
窮屈でソワソワさせながら、私はボーッと考え事をしていて、
思い返せば私は
こうするとこう見られるかな?とか
そうやって周りの期待を裏切らないように必死だった気がする。
誰かにきっかけを与えてもらい
それをするかしないかだけ自分で決める。
だからいざ何かを自分で決断するとなった時
その決断ができてもきっかけを与えられないと
その先に進む事が出来なかった。
自分が何をしたいかなんて分からないし
なんなら自分がしたい事なんてないのです。
誰かが喜んでくれる
誰かが褒めてくれる
誰かが認めてくれる
そんな所でしょうか。
そんな自分に、気づく事が出来た。
今はどうだろう。
誰も喜ばない転職かもしれない。
これは間違っていたのか?
けれど私の気持ちはどうだろう?
お風呂場で歌を歌いながら体を洗えるほど心に余裕が生まれている。
これは自分の為の転職だ。
そんなことを考えていると面接の時間になった。
筆記は御祭神とかを聞かれる訳ではなく
作文のようなものだった。
それを終え、3対1の面接。
自己紹介をしてください。と言われ
ヤバいっ!神社の事は沢山調べたけれど
面接の仕方を調べるのを忘れていた!w
バイトの面接と前職では美容系だったのでそんな感じでは全くない!
自己紹介って何を言うんだ!
もうパニックですよw
「○○と申します。…(これで終わっていいの?え?)前職は○○をしておりました。(え?生年月日っていうの?!)(言わないよね!?)…よろしくお願い致します!」
怖くてその後も正しい面接のやり方は調べていない。
とんでもない失敗をしている気がする。
前職を自己紹介で立ったまま言うべきだったのだろうか。
一般常識をもっと勉強しておくべきだった…。
お恥ずかしい。
それで、
「えー、○○(前職)を1年で辞めていますね、資格も沢山とっているのに、んーなんか勿体ない感じがするね〜どうしてなの?」
きたな、その質問。
私は自分なりに辞めた理由を話しました。
どんどん声が震える、
だけど、ちゃんと言わないと。
伝えないと。
詰まることなくしっかりと伝えました。
だけど鼻水と涙がポロポロと流れていくのですよ。
目を瞑ればとてもハキハキと話していたでしょう。
だけど目を開ければ、前で話している女はすげぇ泣いている。
不思議な光景だっただろうな…
次の質問
神社が好きなの?と。
はい!と自信満々に言いました。
だって本当だから。本当に好きだから。
どこの神社が好きなの?
私はここでもやらかしました。
○○神明宮です!(全く別の神社w)
私は御朱印も凄く好きなんですけどそこは季節限定のものとかが沢山あって…(やばいっ!!!ついついめちゃくちゃ他の神社の話してしまった!!!)
焦った私は最終半ば強引に面接を受けた神社の話に繋げました。
だけど言った言葉に嘘偽りはなく
とても大きな所ですし緑が凄く本当に素晴らしい所です。
初めて行った時から、あ、ここ好きだな。と感じました。
そんなこんなでグダグダな面接も終わりかけ
宮司さんが衝撃の一言を発したのです。
「ところで…花粉症なの?」と。
言葉を失いましたね。
まさかの、私が泣いていると気づいていないのですよ。
残りの2人も
ちょ、完全に泣いてるやんこの子!って感じですよw
すみません、緊張のあまり涙が止まらなくなってしまいました。
と伝え無事終了。(無事なのか?w)
30日に面接をし、
結果は後日電話をすると言われたが
4月1日からお願いねと後々言われ、面接合格だよと。
日にちもないしこんな感じで伝える形になって申し訳ないね。と。
決まりましたよ。
全く実感がありませんが、全く間をあけることなく
再就職が決まりました。
情けない、恥ずかしいと
毎日泣いていた自分も前に進むことが出来たのではないでしょうか。
やっとまた新しいスタートラインに立つことができた。
進む先は自分で決めよう。
自分が決めた道で、大切な人を喜ばせよう。
ただ、巫女という仕事はそんなに長くできるものではないです。
30までは続けられるそうですが
そうなると再就職が大変です。
今のうちに勉強をし、次の準備をしたいと思う。
沢山悩んで良かった。
沢山泣いてよかった。
たまには、自分の生き方について本気で考えてみるのも有りだと思った。
今回は考えざるおえないものだったけれど、
そうではなく、時間がある時に自発的にね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本当に。
ありがとう。