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麦草峠から白駒池、高見石、丸山を歩くー美しいコメツガ(米栂)の樹林と苔の道


                      (タイトル写真は八千穂レイク)

34度の東京を逃げ出して八千穂高原を歩く。ここは21度という涼しさだ。
麦草峠無料駐車場から麦草ヒュッテ前を通り、白駒池を目指して歩く。一部木道になっている(アクセスは有料駐車場からの方がいいかもしれない)

白駒池一周というコースもあるが、今回は池から高見石、丸山に至るコースを歩いた。白駒池は標高2000メートルの高所にあり、日本一高いところにある池だそうだ。

白駒池は以前秋に訪れたことがある。水面に映る紅葉を納めようと大勢のカメラマンが押し寄せていた。カレンダーによく使われる絵になる風景だ。尾瀬の水芭蕉の写真と並んで誰が撮ってもハズレがなさそうだ。

白駒池から高見石・丸山そして麦草ヒュッテまでは、ごろごろとした大小様々な石だらけの、それも苔むして滑りやすい山道で、歩きずらさと緊張で歩くのが嫌になった。

白駒池に向かう木道ーにぎやかな鳥のさえずりはミソサザイだと教えてもらった
一面苔におおわれた山道を歩く
一面の苔
白駒池ー霧が立ち込め始めこの後何も見えなくなった
白駒荘
クリンソウ
シャクナゲ
ゴゼンタチバナ
白駒池から高見石に向かう山道
高見石小屋経由で丸山に向かう
最終目的地ー丸山

八千穂高原は「コメツガ」というモミの木に似た樹木の群生地で、葉が他の樹木より明るい緑なので林の中がとても明るい。高尾山の杉の木ばかりの暗い林とは趣がずいぶん違う。

先端の若芽の緑が美しいコメツガ
コメツガの群生林

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