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ホテルへの持ち込み禁止の強烈な匂いのする「果物」ーこれぞ「果物の王様」なのだ🤴

上の写真、日本人にはあまり馴染みがないかも知れませんね。そうなんです、これが果物の王様「ドリアン」なのです。外観は棘だらけで、下手すると怪我をするくらい痛いのです。下の写真の左上に「MUSAN  KING」と見えるのが最高級の品種なんだとか。

マレーシアのドリアンショップ

ちなみに「果物の女王」👸はマンゴスティンです。こちらも馴染みがないかもしれませんね。外側の紫色の分厚い皮を半分にすると白い実ーちょっとニンニクの粒のような形をしていますーが5〜6粒円形に並んでいます。ジューシーで甘酸っぱい果肉です。

マンゴスティン

さてこのドリアンですが、好きな人と嫌いな人にハッキリと分かれます。まずは強烈な匂いです。人間のオナラをもっと濃縮したような、なんとも嫌な匂いです。ホテルへの持ち込みは、もちろんご法度です。マレーシアやシンガポールのホテルには「持ち込み禁止」のサインボードがかけられています。持ち込んだら一発でわかります。

我々夫婦の大好物、ドリアン

幸にも、我々夫婦はそんな匂いを「屁」とも思いません。我が家の3人の娘のうち好きなのは1人だけです。このドリアンは、ナタのようなもので割るといくつもの部屋に分かれていて、その一部屋一部屋にねっとりした果肉が収まっています。アボカドのような大きな種にまとわりつくようにねっとりした果肉がついています。それを口にほうばると甘さとなんとも言えない味が広がります。

私は食事を抜いて、ドリアンで腹を満たしてもいいと思うくらいはまっています。もう重度の依存症かも知れません。東南アジアを旅したら是非お試しを。最近では栽培物が出回っているようで一年中お店にあります。多くはタイ産のようですが、本当に美味しいのは野生のもので、熟してポトンと落ちてきた物だそうです。マレーシアでは、確か冬に出回っていたと思います。と言うかこの表現正しくないですよね。一年中夏なんだから😅

おっと、注意事項を忘れていました。ドリアンを食べたらビールを飲んではいけません。胃袋の中で混じりあって、強烈なゲップに見舞われます。それはもう苦しいそうです。幸にも、まだ経験はありませんが。

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