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強迫症あるある。


強迫性障害の人なら「あーあるある。」

とわかってもらえると思うけど、頭の中に人がいる。

その人が強迫観念を耳元でささやいてくる。
「本当に大丈夫か。大変なことになるぞ」
こんな感じで。だから現実の世界と強迫観念で作られた世界
との境界があいまいになる。
自分が作った極端に恐怖に満ちた世界が
現実の世界の様に感じる。

本当の世界ってどんなだろう。
感覚に頼るとき、わたしはそれに触れている
と最近感じる。

若くてちょっとザラザラした娘の腕に
触れるとき。犬の耳の後ろのふわふわに
触るとき。今日の2時くらいに食べた
ソフトクリームはなんて甘くて冷たくて
美味しかったことだろう。

「いま。この瞬間。この場所」を感じる時
頭の中の人は沈黙する。

もっと言葉ではなく感覚に頼って
生きてみたい。
こころから嬉しいとか気持ちいいとか
そういうことを少しでも増やして
生きてみたい。

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